2025-01-14 コメント投稿する ▼
政府、累積赤字官民ファンドの監督強化を決定
政府は、官民ファンド全体の赤字問題にも言及。関係閣僚会議での報告によると、現在15ある官民ファンドのうち8つが累積赤字を抱えており、特に注目されるのは「海外需要開拓支援機構」と「農林漁業成長産業化支援機構」です。前者は397億円、後者は162億円の赤字を計上しています。これらのファンドは、リスク管理が不十分だったとされ、今後の運営改善が強く求められています。
JOINの赤字問題
投資先の海外都市開発や鉄道整備で債権回収が困難となり、昨年度の赤字は799億円に。
累積赤字は954億円に達し、経営の見直しが求められた。
政府の対応
国土交通省の有識者委員会はリスクが高い地域への投資を抑えるよう求め、ファンドの存続を認めた。
関係閣僚会議では、累積赤字を抱える官民ファンドが全体の半数以上の8つに及ぶと報告。
他の赤字ファンド
経済産業省所管の「海外需要開拓支援機構」で397億円、農林水産省所管の「農林漁業成長産業化支援機構」で162億円の赤字。
他にも複数のファンドで累積赤字が発生している。
監督強化の方針
林官房長官は、赤字ファンドの所管閣僚に対して、リスク管理とガバナンス向上に取り組むよう指示。
累積赤字の解消を目指し、官民ファンド全体の監督がさらに強化される方針。
政府は、官民ファンドが抱える累積赤字の問題に対し、監督の強化を決定。特にリスク管理とガバナンスの改善が急務とされています。