2025-08-15 コメント投稿する ▼
公約男女群島でサンゴ密漁 中国人5人と日本人1人逮捕 長崎海保が摘発
男女群島でサンゴ密漁、中国人と日本人6人逮捕
長崎海上保安部は8月15日、男女群島北西の肥前鳥島付近でサンゴを採取したとして、中国籍の男5人と日本人1人を外国人漁業規制法違反(漁業等の禁止)の疑いで逮捕したと発表した。対象となった行為は6月下旬から7月上旬にかけて行われたもので、すでに長崎地検は一部を起訴している。
今回の摘発は、サンゴ密漁が国内の海洋資源保全や治安、さらには日中関係に与える影響を改めて浮き彫りにした。
海保の発見と逮捕の経緯
7月5日正午ごろ、海上保安庁の航空機が男女群島北西の海域で、海中にサンゴ漁具のようなものを下ろして操業する日本漁船を確認。巡視船が立ち入り検査を実施したところ、船内には中国籍の26~60歳の男5人が乗船しており、サンゴを採取していたことが判明した。翌6日に5人を逮捕した。
その後の捜査で、この漁船が6月22~26日にも同じ海域で操業していたことが確認され、海保は7月25日に5人を再逮捕。同時に、この期間に同船に乗っていた新上五島町の自営業男性(61)も逮捕された。漁船は19トンの「順洋」で、五島市を定係港とし、同町の青方港を出入りしていたことも明らかになった。
在留資格と背景
逮捕された中国人5人のうち、26歳の1人は福岡市に住所を持ち、2018年に留学目的で入国。ことし5月には在留資格を「特定活動」(就職活動・文化活動などが可能)に切り替えていた。残る4人は2025年4~6月に短期滞在ビザで入国していた。
海上保安当局は、不法な操業に短期滞在や特定活動の在留資格が利用されていた点を重く見ている。国際的な違法漁業ネットワークとのつながりを示唆するものとみられ、背後関係の解明も課題となる。
司法判断と市民の受け止め
長崎地検は8月15日、7月6日に逮捕した事件について、中国人5人を漁業法違反(無許可操業)の罪で起訴した。日本人1人については今後の捜査や起訴判断が注目される。
ネット上では、密漁事件に強い怒りや不安の声があがっている。
「日本の海を荒らす行為は断じて許せない」
「サンゴは回復に何十年もかかるのに、取り返しがつかない」
「短期滞在ビザで密漁する仕組みをどうにかしないと」
「日本人が関与していたのは裏切り行為だ」
「国際的な連携で徹底的に取り締まるべき」
密漁による環境破壊だけでなく、地域社会や日本の法制度への信頼を揺るがす問題として、重い課題を投げかけている。
この投稿は石破茂の公約「中国に対しては、「建設的かつ安定的な関係」を日中双方の努力で構築」に関連する活動情報です。この公約は33点の得点で、公約偏差値47.1、達成率は0%と評価されています。