2024-12-28 コメント投稿する ▼
石破首相 衆参同日選挙「同時にやってはいけないというそんな決まりはない」
石破首相は「これはありますよね。同時にやってはいけないという、そんな決まりはない」と述べ、前向きな姿勢を示しました。
この発言は、与党が少数派の現状を背景に、野党の動きを牽制する意図があるとみられます。
現在、与党が衆議院での過半数を失ったことで、野党が一致して内閣不信任決議案を提出すれば可決される状況にあります。
そのため、石破首相としては、同日選挙を視野に入れつつも、政権維持のため慎重に戦略を練る必要に迫られています。
衆参同日選挙は、1970年代以降数回しか実施されておらず、与党にとってリスクも伴う一方で、選挙戦を一本化することで有権者に強い訴求力を持たせることが可能です。
石破首相の発言は、野党が内閣不信任決議案を提出するタイミングを測るなか、次の一手を模索していることを伺わせます。
この発言を受け、野党からは「選挙対策での発言に過ぎない」と批判が上がる一方で、政治評論家からは「衆参同日選が実現すれば、国政が大きく動く可能性がある」との指摘も出ています。