2025-06-17 コメント: 1件 ▼
石破首相のG7での“着席ミス”と孤立が物議 外交センス欠如に国民から批判
またもや所作で物議、G7サミットの不自然な場面
石破茂首相が初めて出席したG7サミット(開催地カナダ)での所作が、再び波紋を呼んでいる。ホスト国であるカナダのカーニー首相と握手を交わした際、立ち話を続けるカーニー氏をよそに、石破首相は促される前に即座に着席。その行動が、国際的な外交儀礼に反するのではないかという疑問を呼び起こした。
問題はそれだけではない。歓迎レセプションの後、トランプ米大統領ら各国首脳が和やかに会話を交わす中、石破首相は誰とも話すことなく、円卓の自席に一人静かに座る姿が報じられた。多くの首脳が立って談笑する輪に加わるでもなく、視線を落としながら孤立したように見えるその映像は、SNS上で大きな注目を集めた。
「G7の輪にすら入れない首相って、外交力ゼロなんじゃない?」
「また座っちゃったの?促されるまで待つのが礼儀でしょ」
「一人だけ浮いてる映像、正直見てられなかった」
「何のためにG7に行ってるんだか、あれじゃ日本の存在感ゼロ」
「自席でスマホ触ってたAPECから何も学んでないんだな」
過去にも問題視された“非外交的”態度
実は、こうした振る舞いは今回が初めてではない。2024年11月のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)でも、石破首相はカナダのトルドー首相(当時)に握手を求められた際、相手が立っているにもかかわらず座ったまま応じた。また、各国首脳との懇談時間にもスマートフォンを操作する姿が報道され、国内外から「非礼ではないか」との批判が相次いだ。
外交の場では、交渉中の発言や政策提案だけでなく、非公式のやりとりや立ち振る舞いが「信頼関係の構築」に大きな影響を与える。永田町関係者も「交渉前の雑談や表情の柔らかさこそ、交渉に効いてくる。石破氏にはその感覚がまるで欠けている」と手厳しい。
日本の首相として、各国首脳との距離感をどう詰めていくかは、安全保障・経済交渉においても極めて重要だ。にもかかわらず、形式ばかりを重視し、実際のコミュニケーションを怠るような姿勢が目立つ石破氏の外交姿勢には、多くの不安がつきまとう。
外交は“存在感”と“信頼”の勝負
国際会議における日本のプレゼンスは、年々厳しい立場に追いやられている。中国やインドといった新興勢力が影響力を増す中で、日本が発言力を維持するためには、首相自身の所作や信頼構築が欠かせない。
その意味で、輪に入ろうとせず、形式ばかりを守り、人との交流に積極的でない態度は、まさに逆効果だ。外交には“積極的非公式交流”という、暗黙のルールがある。G7に限らず、各国首脳の間では、立ち話のわずかなやり取りが大きな合意のきっかけになることも多い。
ところが石破首相には、その手のセンスや柔軟性が見られない。むしろ、場の空気を読む能力の欠如が浮き彫りになっており、日本の国益を代表する立場としては不適格との声もあがっている。
国民が望むのは外交センスと政策実行力
内政においても、石破政権には「減税よりバラマキ」「インボイス放置」「スパイ防止法に無関心」といった批判がくすぶっている。そして外交ではこのような場面を繰り返しているようでは、日本の国際的信用まで揺らぎかねない。
外交は“空気を読む力”と“信頼の積み重ね”がものを言う世界だ。居心地が悪いからといって輪から外れ、着席のタイミングを間違えれば、その瞬間に国の品格まで問われる。国民は首相に「人柄の良さ」などではなく、「実務的な有能さ」と「外交センス」を求めている。
形式的に出席するだけで、日本の声が国際社会に届く時代はとうに終わっている。次の首脳会談までに、石破首相がどれだけ“変われるか”が、問われている。