2025-06-17 コメント投稿する ▼
公約【石破首相がゼレンスキー大統領と初会談】地雷除去会議の開催も表明、ウクライナ支援を継続へ
G7の場で実現した初対面 30分間の会談で意見一致
石破茂首相が17日午後(日本時間18日未明)、カナダで開催されたG7サミットの場で、ウクライナのゼレンスキー大統領と初めて対面し、約30分間にわたり会談を行った。日本の首相としてゼレンスキー氏と直接言葉を交わすのはこれが初となる。
会談では、G7各国との緊密な連携を確認しつつ、ウクライナにおける「公正で永続的な平和」の実現に向け、日本として今後も積極的に支援していく姿勢を明確にした。
石破首相は冒頭、「不当な侵略に屈することなく、国際秩序を守るため、日本は一貫してウクライナを支援してきた」と強調。これまでに総額120億ドル(約1.9兆円)を超える支援を実施してきた事実に触れたうえで、支援継続を約束した。
「日本の立ち位置がようやく明確になった」
「外交音痴と言われた石破さん、今回は頑張ったのでは」
「ゼレンスキーと直接会談できたのは評価する」
10月に日本で地雷除去国際会議を開催
今回の会談で石破首相は、ウクライナの復興支援の柱の一つとして「地雷除去」を重視する姿勢を示した。ウクライナ国内にはロシア軍の残した地雷が多数埋設されており、復旧・復興の妨げとなっている。
その一環として、日本が主導する地雷除去支援の国際会議を、10月22日に東京で開催することを表明。石破氏は「復興の大前提として、地雷対策は避けて通れない。具体的な協力を進め、国際的な支援機運を一段と高めたい」と述べた。
この取り組みは、軍事的支援を直接行わない日本の外交スタンスと整合する形で、「非軍事分野」での貢献を強化する狙いもある。
「戦後処理としての地雷除去支援は、日本らしい役割」
「派兵せずに復興支援する方向性は理解できる」
「そこに本気で取り組むなら意義は大きいと思う」
対ロシア制裁には言及せず 慎重な外交姿勢に賛否
一方、今回の会談で石破首相は、ロシアに対する追加制裁には具体的に言及しなかった。アメリカやイギリスが積極的な制裁強化を打ち出す中、日本はあくまで「支援と復興」を柱に立て、直接的な対決姿勢を避けた形だ。
石破氏のこの姿勢については、「中立性を保ちながら国際秩序に貢献しようとするバランス型外交」と評価する声がある一方で、「ロシアへの圧力が弱すぎるのではないか」との批判も出ている。
「支援は評価するけど、ロシアへの牽制が足りない」
「日本らしい立場と言えば聞こえはいいが、曖昧すぎる」
「欧米と足並み揃えないのは戦略的か、それとも及び腰か」
和やかな雰囲気で会談終了 「呼吸が合っていた」と評価
会談の同席者である橘慶一郎官房副長官によると、両首脳は「呼吸が合っていた」といい、会談後には和やかな雰囲気で会場を後にしたという。ゼレンスキー大統領も、日本の長期的な支援に対し感謝の意を表明し、戦況の現状と今後の展望について説明した。
石破氏にとっては、国際社会の舞台で初めて「日本の顔」として直接的な外交交渉に臨む場であり、今後の対外関係を占う試金石でもあった。表情には緊張よりも「自信」がにじみ、現地メディアからも「安定感のある応対だった」とする評価が聞かれた。
今回の会談は、ウクライナ支援の継続と国際的な存在感のアピールを両立する、日本外交の一歩として位置づけられる。
この投稿は石破茂の公約「対露制裁、対ウクライナ支援は今後とも強力に推し進めます」に関連する活動情報です。この公約は14点の得点で、公約偏差値37.2、達成率は15%と評価されています。