2025-05-11 コメント: 1件 ▼
石破首相、消費税減税に慎重姿勢「他の支援策も検討」議論が進まず国民の不満高まる
消費税減税の議論、首相は慎重姿勢を維持
石破茂首相は11日、フジテレビの番組に出演し、消費税減税について「国の財政はどうなるのか。本当に困っている人への支援として他のやり方はないのか、きちんと議論しなければいけない」と述べ、減税に対する慎重な姿勢を示した。
消費税減税は物価高騰に苦しむ国民にとって効果的な支援策として期待されているが、政府は財政への影響を理由に即決を避けている。石破首相は「単純に税率を引き下げるだけではなく、財政健全化とのバランスを考えた対策が必要だ」と強調し、議論を深める姿勢を見せた。
減税に慎重な政府、与党内でも賛否
政府内では、消費税減税に対する意見が分かれている。林官房長官は「消費税は全世代型社会保障を支える重要な財源だ」と述べ、減税は安易ではないと釘を刺した。これに対し、一部の自民党議員は「物価高で苦しむ国民を救うために減税は不可欠だ」として、減税の検討を求めている。
しかし、消費税減税の効果についても専門家の見解は分かれる。野村総合研究所の経済学者は「消費税を一時的にゼロにしても、消費者の負担軽減は限定的で、財政への負担は大きい」と指摘する。
遅れる対策、国民の不満高まる
一方で、ネット上では消費税減税を求める声が高まっている。
「議論ばかりで何も進まない。国民は今、助けを必要としている。」
「財政は大事かもしれないが、まずは生活を守るべきだ。」
「結局、選挙が終われば減税の話も立ち消えになるんじゃないか?」
「他の支援策って何?具体策が見えない。」
「減税で景気を刺激しなければ意味がない。」
多くの国民は、政府の慎重姿勢に不満を募らせている。物価高騰の中での生活苦を訴える声が目立ち、対策が遅れることへの苛立ちが表れている。
早急な対応が必要
石破首相が議論を重ねる姿勢を示す中、消費税減税以外の支援策を検討する方針も示されている。しかし、実際の政策決定には時間がかかり、国民の生活を守るための迅速な対応が求められている。
政府は「議論を重ねる」だけでなく、実効性のある対策を早急に実施しなければ、国民の不満はさらに高まるだろう。