2025-05-08 コメント: 1件 ▼
石破首相に3000万円超のヤミ献金疑惑浮上、事務所は全面否定 – 野党は徹底追及へ
石破首相に3000万円超のヤミ献金疑惑浮上
2025年5月7日、週刊文春が報じたところによると、石破茂首相が元支援者の男性から総額3000万円以上の政治資金パーティー券購入費や現金を受け取りながら、政治資金収支報告書に記載していなかった疑いが浮上した。これに対し、石破首相は8日、首相官邸で記者団の取材に応じ、「全く覚えがなく、そのような事実はない」と疑惑を全面否定した。
首相の事務所も同日、読売新聞の取材に対し、「パーティー券の購入や寄付をしていただいた事実はない」と否定し、架空の事務所を設けたとの報道内容についても「作った事実はない」と反論した上で、「政治資金は法令に従い、適正に処理し、収支報告している」とコメントした。
野党の反応と追及の動き
立憲民主党の小川淳也幹事長は、「石破総理ご自身に対する3000万円のヤミ献金については詳細がわかりませんので深くは申し上げませんが、中身のいかんによっては大変な問題であり、来週月曜日(12日)には、総理が出席の予算委員会がある。〝政治とカネ〟問題や企業団体献金も含めて非常に重要な時期を迎えており、中身いかんによりますが、極めて不適切、場合によっては非常に大きな責任問題になりかねないという問題の認識です」と述べた。
野党側は来週の衆院予算委員会で石破首相に説明を求める方針だが、永田町関係者は「辞任にまで追い込まないのではないか」と指摘している。背景には、6月に都議選、7月に参院選を控えており、内閣支持率も気になるタイミングであることがあるという。
過去の自民党政治資金問題との関連
この疑惑は、2023年11月から明るみに出た自民党の政治資金問題を想起させる。当時、清和政策研究会(安倍派)、志帥会(二階派)、宏池会(岸田派)などの派閥が、総額17億円以上の政治資金を収支報告書に記載せず、裏金として扱っていたことが発覚。これにより、複数の派閥が解散し、関係者が辞任や起訴される事態となった。
石破首相は、2024年10月6日、この問題に関与した自民党議員6人を次期衆院選で公認しない方針を示していた。今回の疑惑が事実であれば、首相自身が過去の対応と矛盾する立場に立たされることになる。
ネットユーザーの反応
「また自民党の政治とカネの問題か。いい加減にしてほしい」
「石破さん、潔白なら証拠を出して説明してほしい」
「野党はもっと追及すべき。国民は納得していない」
「選挙前にこんな疑惑が出るなんて、自民党は大丈夫か?」
「政治家の信頼がどんどん失われていく」
* 石破首相に3000万円超のヤミ献金疑惑が浮上
* 首相および事務所は全面否定
* 野党は予算委員会での追及を予定
* 過去の自民党政治資金問題との関連性が指摘される
* ネット上では厳しい声が多数
石破首相は、疑惑を否定しているが、国民の信頼を回復するためには、透明性のある説明と調査が求められる。今後の国会での議論と、関係機関の調査結果が注目される。