2025-04-17 コメント投稿する ▼
日本政府、ベトナム台風被災地に緊急支援200万ドル USAID打切りの穴埋めで人道支援強化
2025年4月8日から9日にかけて、伊藤直樹・在ベトナム日本大使は、同支援の成果を視察するため、被災地のカオバン省を訪問した。視察では、キムクック小学校で供与された水設備やカウンセリングルームを確認し、子どもたちと共に手洗いのダンスを行うなど、支援の効果を実感した。また、バオラック地区では、避難所の起工式に参加し、現地関係者と意見交換を行った。
伊藤大使は、「災害からの復旧は単なる再建ではなく、より災害に強い社会を築く機会となる。日本は『Build Back Better(より良い復興)』の理念のもと、単なるインフラ復旧だけでなく、より強靭な社会づくりを進めてきた。今後も、ベトナムの皆様と協力しながら、安全で強靭な社会の構築に向けて取り組んでまいります」と述べた。
日本政府は、今後も北部11省の山岳地域を対象に、さらなる支援事業を実施する予定である。この支援は、USAIDの支援打ち切りにより資金難に陥った現地の人道支援活動を補完するものであり、日本の国際協力の姿勢を示すものである。
- 日本政府は、台風「ヤギ」による被災地支援のため、IOMとUNICEFを通じて200万米ドルの緊急支援を実施。
- 支援は、USAIDの支援打ち切りにより資金難に陥った現地の人道支援活動を補完するもの。
- 伊藤直樹・在ベトナム日本大使が、カオバン省を訪問し、支援の成果を視察。
- 今後も、北部11省の山岳地域を対象に、さらなる支援事業を実施予定。
- 日本政府は、「Build Back Better(より良い復興)」の理念のもと、災害に強い社会の構築を支援。
この支援は、日本とベトナムの友好関係を深めるとともに、国際社会における日本の人道支援の姿勢を示すものである。