2025-04-17 コメント投稿する ▼
公約訪日外国人、過去最速で1,000万人突破 消費額も2兆円超えで過去最高に
さらに、同期間に外国人観光客が日本国内で使ったお金は合計で2兆2,720億円に上り、前年同期と比べて28.4%の増加。これは1~3月としては過去最高の額となった。
3月の訪日客数、過去最多に
3月単月の訪日外国人は349万7,600人で、前年の同じ月に比べて13.5%増。3月としては過去最多を更新した。
国・地域別では、韓国からの旅行者が最も多く、69万1,700人(前年同月比4.3%増)。続いて、中国が66万1,700人(46.2%増)、台湾が52万2,900人(7.9%増)、アメリカが34万2,800人(18.2%増)だった。
外国人観光客の消費、何に使われた?
訪日客が使ったお金の内訳を見ると、最も多かったのは宿泊費で7,585億円と全体の約3分の1を占めた。次いで、買い物代が6,661億円、飲食費が5,119億円と続く。
旅行者1人あたりの平均支出は22万2,000円。特に支出額が高かったのはオーストラリア(36万7,000円)、フランス(33万8,000円)、イギリス(32万1,000円)といった欧米諸国の旅行者だった。
観光立国・日本、2030年に向けた課題も
観光庁は2030年までに「訪日外国人旅行者数6,000万人、消費額15兆円」を目標として掲げており、今回の結果はその目標に向けた大きな一歩と位置づけられる。
ただし、外国人観光客の集中による「オーバーツーリズム」や、地方との観光格差、観光インフラの不足といった課題も顕在化しつつある。
今後は、都市部だけでなく地方にも旅行者を誘導する施策や、持続可能な観光(サステナブル・ツーリズム)の推進が重要となってくるだろう。
- 2025年1~3月の訪日客が過去最速で1,000万人超え。
- 同期間の消費額は2兆2,720億円で過去最高。
- 3月の訪日客は349万人超、3月として過去最多。
- 支出の内訳:宿泊費が最多、次いで買い物・飲食費。
- 1人当たり支出は22万円超、豪・仏・英が特に高額。
- 2030年までに訪日客6,000万人・消費額15兆円の政府目標。
- 一方で、観光の質やバランスをどう保つかが今後の課題。
この投稿は石破茂の公約「観光産業のさらなる高度化・高付加価値化を図り、観光を地域活性化の大きな柱のひとつに育てます」に対する評価として投稿された情報です。この公約は25点の得点で、公約偏差値62、達成率は5%と評価されています。