2025-04-13 コメント投稿する ▼
公約石破首相「新しい時代を切り開く」 大阪・関西万博に国の威信かける
石破茂首相は13日、神戸市で記者団の取材に応じ、万博成功への強い意気込みを語った。「大阪府、市、そして民間とも力を合わせ、必ず成功させたい。新しい時代の扉を開く万博になるよう全力を尽くす」と述べた上で、「分断が進む国際社会において、もう一度、世界の一体感を取り戻すきっかけにしたい」と、万博に込めた思いを明かした。
「日本の魅力を世界へ」感動の開会式
12日に行われた開会式を振り返り、石破首相は「日本の伝統と現代の感性が見事に調和した、感動的な式だった」と語った。開会式には天皇皇后両陛下もご臨席され、日本文化を象徴する演出に加えて、パリ五輪の金メダリスト・湯浅亜実さんによるパフォーマンスなども披露され、観客の心をつかんだ。
また、陸上自衛隊の音楽隊による演奏や最新の映像技術を駆使した演出など、世界に向けて日本の多様な魅力を発信する内容となった。
万博のテーマと現在の課題
今回の大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、世界159の国と地域が参加する一大イベントだ。AI、医療、環境など多様な分野で未来社会のビジョンを提示し、技術と共生のあり方を探ることが目的とされている。
一方で、開幕前には一部の海外パビリオンが未完成のままであることや、当初見込みより膨らんだ建設費、交通アクセスの混雑など、いくつかの課題も浮上している。
日本再生のきっかけに
石破首相は、万博を単なる一過性のイベントと捉えるのではなく、「国際社会における日本の存在感を高める重要なチャンス」と位置づけている。国内経済の再活性化や若者の未来への希望にもつながるとして、万博の意義を強調した。
会期は10月13日までの6か月間で、来場者はおよそ2,800万人を見込んでいる。大阪メトロの延伸工事など、インフラ整備も進められ、会場へのアクセスも改善されつつある。
大阪・関西万博は、日本が再び世界とつながる象徴となるか――。石破首相の掲げる「新しい時代を切り開く」挑戦が、今まさに始まった。
この投稿は石破茂の公約「2025年大阪・関西万博の成功に向け関係者と心を合わせて取む」に関連する活動情報です。この公約は23点の得点で、公約偏差値42.1、達成率は0%と評価されています。