2025-04-05 コメント投稿する ▼
公約石破首相、大阪・関西万博を視察 “日本の新しい姿を世界へ”と意気込み
「ワクワク感、ドキドキ感がいっぱい詰まった会場だと思う。必ずや日本の新しい姿を世界に発信できる万博になる」。視察後、記者団の取材に応じた首相は、興奮気味に語った。
「大屋根リング」に圧倒され、先端技術にも注目
この日、石破首相がまず向かったのは、万博の象徴ともいえる巨大木造建築「大屋根リング」。全長は約2キロに及び、高さも最大で20メートルという規模で、日本の伝統建築技術と現代工法が融合した注目のスポットだ。
続いて、チェコ共和国の海外パビリオンを視察。大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会代表)とともに、日本企業による先端技術が集まる国内パビリオンも訪れ、各所の完成状況を確認した。
懸念された遅れにも「開幕に間に合う」と強調
当初から指摘されていた工事の遅れや予算超過などを念頭に、石破首相は「いろいろ心配する声もあったが、開幕には間に合う」と力強く明言。「一度訪れた人は必ずファンになる。日本中、そして世界中にその魅力を伝えられる万博になる」と期待を込めた。
テストランには府民3万人が参加実感の声も
この日のテストランには、大阪府や市が募集した府民ら約3万人が参加。午前9時の開場前から東ゲートには長い列ができ、家族連れや若者グループが次々と会場に足を運んだ。
国内外約60のパビリオンを巡った参加者からは、「木の香りがして、大屋根リングは迫力があった」「思ったよりスムーズに回れた」「入場に30分かかったのは少し残念だったけど、中はとても楽しかった」といったさまざまな声が聞かれた。
一部のパビリオンは未完成開幕に向け課題も
とはいえ、現地ではすべてが順調というわけではない。特に海外パビリオンの一部では、建設作業がまだ完了しておらず、この日のテストランでは見学が制限されたエリアもあった。
万博開幕まであと1週間あまり。テストランで見えてきた課題をどれだけ迅速に解消できるかが、成功のカギを握る。主催者側は来場者の声を真摯に受け止め、快適な会場づくりに取り組んでいく構えだ。
この投稿は石破茂の公約「2025年大阪・関西万博の成功に向け関係者と心を合わせて取む」に関連する活動情報です。この公約は23点の得点で、公約偏差値42.1、達成率は0%と評価されています。