2025-03-31 コメント投稿する ▼
【自民党の一体感強調】 石破首相、予算成立後「石破カラーではなく自民カラーでいく」参院選に向けた反転攻勢狙う
■ 予算成立に向けた経緯と課題
令和7年度予算案は、少数与党という厳しい状況の中で成立した。予算案は2度の修正や参院から衆院への回付といった異例の手続きを経て、最終的に成立に至った。この過程で、政府と与野党間の調整が求められ、予算案の成立は大きな政治的な成果として評価されている。石破首相は予算成立後、「熟議の国会らしく、政府と国会の役割が遺憾なく発揮された」と述べ、与野党と政府が誠意を持って協力したことを強調した。
■ 参院選に向けた物価高対策と政権運営
夏の参院選を控え、首相は物価高対策を中心に反転攻勢を狙っている。物価高対策には、国民の生活を支援するための具体的な施策を盛り込む考えだ。しかし、首相は「石破カラーではなく、自民カラーでいく」と発言し、自民党の一体感を強調した。党内では、首相のリーダーシップや政策運営に対する不満が囁かれ、特に「石破おろし」の動きが出ている。このような党内の亀裂が、今後の政権運営にどのように影響を与えるかが注目される。
■ 今後の国会と政局の展望
後半国会では、与野党の対決が一層激化することが予想される。特に参院選を見据えた与党と野党の攻防は、政治的な緊張を高めるだろう。首相は物価高対策や経済政策を武器に反転攻勢を目指しているが、党内の不安定要素や野党の激しい追及が政権運営に影を落とす可能性がある。首相のリーダーシップが今後の政治局面を大きく左右すると言えるだろう。
- 予算案成立:
少数与党として、2度の修正や参院から衆院への回付を経て、6年度内に成立。首相はその意義を強調。
- 自民党色強調:
首相は「石破カラーではなく、自民カラーでいく」と発言し、党の一体感をアピール。政治運営において自民党の方針を強調。
- 物価高対策:
夏の参院選に向け、物価高対策を策定し、反転攻勢を目指す。
- 党内動向:
「石破おろし」の動きがちらつく中、首相のリーダーシップに対する不安が党内で広がっている。
- 今後の展望:
後半国会での与野党の激しい対立が予想され、首相のリーダーシップが政治運営に大きく影響。