2025-03-28 コメント: 2件 ▼
公約2024年自殺者数、過去2番目に少ない一方で小中高生の自殺が過去最多
■ 小中高生の自殺が過去最多
2024年に自殺した小中高生の人数は、前の年から16人増えて529人となり、1980年の統計開始以来、最も多い結果となりました。内訳としては、小学生が15人、中学生が163人、高校生が351人であり、特に9月に59人という高い数値が記録されました。この状況は、教育現場における問題の深刻さを物語っています。
■ 自殺の原因、主な要因は「学校問題」
小中高生の自殺動機として最も多かったのは「学校問題」で、次いで「健康問題」や「家庭問題」が続きました。学校でのいじめや学業のプレッシャー、友人関係の問題が大きな要因となっていることが浮き彫りになっています。これらの問題は、子どもたちが抱える心の負担となり、自殺という最悪の選択をさせてしまうことがあるのです。
■ こども家庭庁の対策
こども家庭庁は、自殺した子どもの多くが過去に自殺未遂をしていることに注目し、未遂をした人たちを地域の支援につなげるための対策を強化する方針を示しています。この取り組みは、子どもたちが抱える苦しみに早期に気づき、支援が届くようにすることを目的としています。
また、厚生労働省や文部科学省は、学校や地域での支援体制を強化し、危機的な状況にある子どもたちを早期に見つけ出すことが重要だとしています。例えば、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーとの連携を深めること、24時間対応の相談窓口を活用することが提案されています。
■ 東日本大震災関連の自殺者ゼロ
興味深い点として、2024年には東日本大震災に関連する自殺者数が初めて男女ともにゼロになったことが報告されています。この数字は、震災からの復興とともに、心理的なケアや支援が実を結んでいることを示しているのかもしれません。
この投稿は石破茂の公約「自殺総合対策を強力に進めます」に関連する活動情報です。この公約は50点の得点で、公約偏差値55、達成率は0%と評価されています。