2025-03-21 コメント投稿する ▼
公約北朝鮮、日本の軍拡強化に反発「再侵略政策の一環」と非難
また、声明の中で、「日本の先制攻撃能力の保有は、敗戦から80年経った今、再び『第一の大東亜共栄圏』という野望を実現しようとする再侵略の一環だ」と指摘した。20世紀に日本が提唱した「大東亜共栄圏」は、侵略戦争の名目の下でアジアを支配しようとした歴史があるため、北朝鮮はその過去を完全に否定することなく、美化する日本の姿勢に対して強く警戒している。
米韓の軍事演習にも強い反発
さらに、北朝鮮国防省は、米国と韓国が行っている軍事演習にも反発している。北朝鮮はこれを「侵略目的の軍事行動だ」と非難し、米韓の行動が「核保有国である北朝鮮の主権と安全を脅かす」と警告した。北朝鮮は、米韓が軍事演習を繰り返すことで、望まない結果を招く可能性があるとし、非常に深刻な事態を引き起こす可能性を警戒している。
米国の国際機関に対する圧力にも反応
さらに、北朝鮮のジュネーブ国連代表部の常駐代表、趙哲洙(チョ・チョルス)氏は、米国が国連機関や非政府組織に対して「共産主義、社会主義、反米勢力と協力しているか」を問う内容のアンケートを送付したことを批判した。北朝鮮はこれを「公然たる脅迫」と表現し、米国が国際機関を自国の利益に従わせようとしていると指摘。さらに、この行動を「21世紀版マッカーシズム」であると強く非難した。
国際社会への警戒
北朝鮮は、国際社会に向けて、米国の一国主義や専制的な政治に対する警戒を呼びかけている。特に、国連をはじめとする国際機関が米国の影響を受け過ぎないよう、しっかりと監視していくべきだと警告している。北朝鮮の立場としては、米国が世界的な力を背景に自国の利益を最優先していることが、国際的な安定を損なう要因だという主張を続けている。
- 日本が進める軍事拡大に対し、北朝鮮は「再侵略政策」として強く非難。
- 日本の「敵基地攻撃能力」獲得計画に警戒し、過去の侵略戦争を美化する動きに懸念。
- 米国と韓国の共同軍事演習を「侵略行為」として批判。
- 米国が国際機関に対して送ったアンケートを「公然たる脅迫」と表現し、警戒を呼びかけ。
- 国際社会には、米国の一国主義や専制政治に対して警戒すべきだとの立場を示す。
この投稿は石破茂の公約「外交力と防衛力の両輪のバランス良く地域の安定を実現」に関連する活動情報です。この公約は38点の得点で、公約偏差値49、達成率は0%と評価されています。