2025-03-22 コメント: 1件 ▼
【石破首相の商品券問題】「2度渡していた」返却された商品券が再度届けられていた
最初、石破首相は「会食のお土産代わりにポケットマネーで渡した」と説明し、政治資金規正法には問題ないと強気の姿勢を見せていた。しかし、10万円という額が社会通念としてあまりにも大きすぎたため、世間からの批判が殺到。結局、参議院予算委員会で謝罪する羽目になり、「世間の感覚と乖離していた」と反省の言葉を口にした。
■ 返却した商品券が再び届いたことが発覚
ところが、この問題にはさらなる波乱があった。実は、返却された商品券が再度届けられていたことが明らかになったのだ。自民党関係者によると、石破首相の秘書は新人議員から返された商品券をもう一度届けていたという。
この事実は、山本大地衆院議員(33歳)が支援者に送ったLINEメッセージから明らかになった。山本議員は、返却した商品券が再度届いたことを伝え、「置き銭をされたようなもので、やましいことはしていません」と周囲に説明していた。どうやら、再度届けられた商品券に対しても、すぐに返却したようだ。
■ 石破首相の「感覚」に疑問の声
石破首相の行動に対しては、自民党内でも疑問の声が上がっている。返却された商品券を再度届けるという行為は、常識的には考えにくいというのだ。そのため、石破首相の「感覚」がますます疑問視されることとなった。ある自民党議員は、「返却されたものを再び渡すのはあり得ない」と語り、その感覚のズレに呆れた様子だった。
■ 懇談会の内容と費用の問題
さらに、問題を大きくしたのは会食の内容とその費用だ。この懇談会では、イノシシ肉のハンバーグやラムチョップ、カツカレーなどが提供され、1人あたり1万5000円の予算が設定されていた。しかし、実際にはその飲食代だけで約22万5000円かかり、さらに商品券15人分、合計で150万円が支給された。石破首相はこれについて、「私的な活動ではなく、政治活動として行った」と説明しているが、外部からは「官房機密費が使われたのでは?」という疑惑も出ている。
■ 政治活動と私的活動の境界線
石破首相は懇談会を「政治活動ではない」と強調しているが、実際には官房長官や副長官が同席しており、その外形からは政治活動とみなされてもおかしくない。新人議員たちは、このような状況に巻き込まれたことに不満を感じているだろう。