2026-01-03 コメント投稿する ▼
石破茂前首相が趣味語る「エンディングプラモはあまつかぜ」SP同行で鉄道ひとり旅できず
石破茂前内閣総理大臣が2026年1月、鉄道やプラモデル、アイドルといった趣味について語りました。総理大臣を退任した今も多忙な日々を送る石破氏ですが、その本音と情熱には政界屈指のオタク気質が表れています。人生最後に作るエンディングプラモも決まっているといいます。
総理経験者ゆえの悲哀
石破氏は鉄道オタクの中でも乗り鉄として知られ、寝台特急出雲には1000回以上乗車した経験があります。しかし総理経験者となった現在、警護のため単独での鉄道旅行ができなくなったといいます。
サンライズ出雲について石破氏は、現行車両の285系がデビューから27年経過しており、そろそろ後継車両を造ってほしいと語りました。特急ひだや特急南紀に採用されているハイブリッド車両を導入すれば、電化されていない区間にも乗り入れ可能になり、地元の鳥取駅まで走れるようになると期待を寄せています。
「石破さんは本物のオタクだ」
「趣味を隠さない政治家は好感が持てる」
「総理経験者でも自由に鉄道旅行できないのは気の毒」
「エンディングプラモの話に感動した」
「SPがついて回ると確かに周りに迷惑かも」
石破氏は各駅停車で田舎の小さな駅に停まりながら移動する時間を夢のようだったと振り返ります。夏場の駅で聞くセミの鳴き声とディーゼルエンジンの轟音は、なんとも言えない情景だったといいます。しかし総理経験者となった今、どこへ行くにも警護のSPと一緒で、ひとり旅は無理だと語りました。
エンディングプラモはあまつかぜ
プラモデルについて石破氏は、最も思い出に残るのは1968年にニチモから発売された200分の1スケールの戦艦大和だと語りました。中学入試で1番になれたら買ってもらえるという約束でしたが、4、5番目という結果に終わり、本気で家出を考えたといいます。その落ち込んだ姿を不憫に感じた親が結局購入してくれたそうです。
石破氏が議員会館の棚から取り出したのは、1969年発売のミサイル護衛艦あまつかぜのプラモデルでした。パーツのビニール包装も開封していない本物で、ずっと前に買って大切に保管しているといいます。最新のエッチングパーツに換装するのではなく、半世紀以上前の製品をそのまま作ることで、当時の日本の工業技術を知ることができると語りました。
石破氏はプラモデルには金型技術が集約されており、金型技術はものづくりの基礎だと指摘します。パーツを丁寧に整え、接着剤がはみ出した部分をやすりがけしてコンパウンドで磨き、色も塗るという本格的な作業には最低でも3カ月かかるといいます。人生最後に作るエンディングプラモがミサイル護衛艦あまつかぜになるだろうと語りました。
アイドルコンサートにも行きたい
石破氏は1970年代アイドルのファンとしても知られています。岩崎宏美氏のコンサートに行った際、親衛隊が一糸乱れぬ動作でペンライトを振りながらコールする光景は圧巻だったと振り返ります。50年以上もファンを続けているメンバーもおり、親衛隊への入隊を声をかけられたこともあるといいます。
しかし総理経験者となった今、SPがついてくるとファンの皆さんは嫌がるだろうと考え、アイドルやクラシック音楽のコンサートも当分は無理だと語りました。クラシック音楽も大好きで、以前はモーツァルトやベートーベンなどのコンサートによく参加したものの、今はまったく聴きに行けなくなったといいます。
国も技術保存活動をすべき
旧軍の戦車や軍用車両を復元して展示走行させるNPO法人防衛技術博物館を創る会の活動について、石破氏は日本の過去の技術をちゃんと残して伝えようという活動は本当に大事だと語りました。実物がどうなっていたのかを知らなければ、メーカーがプラモデルを製作することすらできません。
本来は国もやるべきことだが、議員連盟などで活動を重ねていく必要があると指摘しました。こういった活動をしている人たちが戦争マニアや軍事オタクという言葉でまとめられてしまうのは悲しく、他国と同じようにちゃんと評価されるべきだと語りました。
石破氏は約30分という短い取材時間の中で、実に濃密なオタクトークを披露しました。総理大臣を辞めても時間がない日々を送る前総理ですが、趣味への情熱は健在でした。