2025-12-26 コメント投稿する ▼
石破茂前首相が食料自給率38%問題視も、総理時代の実績は不透明
「どんなに立派な飛行機や戦車持ったってね、食料自給率38パーセントですよ」と食糧安全保障の問題を指摘しましたが、2024年10月から12月まで総理大臣を務めた在任期間中に、食料自給率を上げる具体的な政策を実行したのかという疑問の声が上がっています。 そして「本当に抜本的に政策変えていかないと、どんなに立派な飛行機や戦車持ったってね、食料自給率38パーセントですよ」と強調しています。
石破茂前首相「食料自給率38%」と語るも、総理在任中に何をしたのか
石破茂前首相(68)が2025年12月26日放送の文化放送「長野智子アップデート」に出演し、農政改革への強い思いを語りました。「どんなに立派な飛行機や戦車持ったってね、食料自給率38パーセントですよ」と食糧安全保障の問題を指摘しましたが、2024年10月から12月まで総理大臣を務めた在任期間中に、食料自給率を上げる具体的な政策を実行したのかという疑問の声が上がっています。
石破氏は番組で、改めて「総理大臣になってやりたかったこと」を聞かれ、「防災庁」創設とともに「自分が大臣の時にやろうと思ってやれなかった農政改革、特におコメね」と言及しました。そして「本当に抜本的に政策変えていかないと、どんなに立派な飛行機や戦車持ったってね、食料自給率38パーセントですよ」と強調しています。
「総理の時に何やってたんだよ」
「3カ月しかいなかったのに言い訳するなよ」
「やりたかったことって、やれよ」
「口だけ番長じゃないか」
「農政改革って総理だったらできたでしょ」
総理在任中の実績は不透明
石破氏は2024年10月1日に内閣総理大臣に就任し、同年12月末に高市早苗氏に政権を譲りました。約3カ月間の在任期間でしたが、この間に食料自給率向上のための具体的な政策を実行した形跡は見当たりません。
石破内閣では、元農林水産大臣の小里泰弘氏を農林水産大臣に起用し、農政経験者を閣内に配置しました。自民党幹事長には農政の重鎮である森山裕氏を起用するなど、農政を重視する布陣を整えたとされていました。しかし、実際の政策として食料自給率向上につながる具体的な成果は示されていません。
石破氏は総裁選で「米の増産にかじを切り、輸出を拡大する」と訴え、生産拡大に伴う米価下落には「直接所得補償」で対応するとしていました。水田転作などに充てている約3500億円を財源とする考えも表明していましたが、総理在任中にこれらの政策が実現した事実はありません。
過去の農政改革案も頓挫
石破氏は2008年の麻生内閣で農林水産大臣を務め、2009年に「米政策の第2次シミュレーション結果と米政策改革の方向」を発表しました。この改革案は、米の生産調整を選択制にし、生産調整参加農家には約1万2000円程度の平均生産費との差額を補填するという画期的な内容でした。
しかし、この改革案は民主党政権の誕生により頓挫しました。その後、自公政権に復帰してからも、石破氏は2012年に自民党幹事長に就任してアベノミクスを支え、2014年には内閣府特命大臣として「国家戦略特区」を推進しました。この間、農業特区で企業の農業参入と農地所有に道を開いた一方で、家族農業を締め出す政策を進めたとの批判もあります。
自給率向上を「政策目標にしてはいけない」と発言
さらに問題なのは、石破氏が過去に「自給率のみに拘泥し、政策目標にしてはいけない」と明言していたことです。2024年9月の自民党総裁選の討論会では「自給率の概念そのものが問題」だとし、自給率目標を変えるべきだと訴えていました。
石破氏は「自給率の議論があまり好きじゃない」とも語っており、計算する際の分母には食べ過ぎや食べ残しも含まれるため、「フィクションみたいな数字」だと批判的な見方を示しています。食料自給率が一番高かったのは敗戦直後で餓死者が出た時期だったと指摘し、自給率という指標そのものに懐疑的な姿勢を示してきました。
このような発言は、今回の番組で「食料自給率38パーセント」を問題視する姿勢と矛盾しています。総理大臣という最高権力を持っていた3カ月間に具体的な行動を起こさず、退任後に「やりたかった」と語ることに、国民から厳しい視線が向けられるのは当然と言えるでしょう。
言行不一致への批判
石破氏は番組で「日本ほどコメ作りに向いた国はない」とし、海外市場の拡大や米粉の可能性を説明しました。「世界には日本のコメを欲している人はいっぱいいる。米粉パンや米粉ラーメンを食べてみたい人はいっぱいいる」と述べ、コメの需給と価格の重要性を強調しています。
しかし、石破氏が農林水産大臣当時の2009年に発表した米政策改革案では、米価が60キロあたり7500円まで下落することを織り込んだシミュレーションを行っていました。これは現在の米パニックを引き起こした元凶の一つとも指摘されており、責任ある立場にありながら無反省との批判があります。
総理大臣として約3カ月間という短期間ではあったものの、政策実行の権限を持っていた石破氏が、退任後に「やりたかった」と語ることは、政治家としての責任を問われる発言と言えます。食料安全保障が国家の根幹に関わる問題であるならば、総理在任中に最優先で取り組むべきだったのではないでしょうか。
この投稿の石破茂の活動は、0点・活動偏差値42と評価されています。下記GOOD・BADボタンからあなたも評価してください。