2025-12-11 コメント: 1件 ▼
石破茂政権「どよーん」で何も動かず 麻生太郎副総裁が痛烈批判 支持率低迷で無為無策1年
麻生副総裁の発言は石破政権の本質を見事に言い当てたものです。 時事通信の調査では「2000年以降、内閣滑り出し時点として最低の28%」を記録し、その後も一度も30%台後半を安定的に維持することができませんでした。 国民の多くが石破政権の無気力さを感じ取っていました。 石破政権の経済政策は「岸田政権から継承」と表明しながら、具体的なビジョンを示すことができませんでした。
麻生氏が指摘した「どよーん政権」の実態
麻生副総裁の発言は石破政権の本質を見事に言い当てたものです。麻生氏は高市早苗政権と対比して「何となく明るくなった雰囲気がある。世の中のことが決まり、動いている感じもする」と評価し、石破政権の停滞ぶりを浮き彫りにしました。
実際に石破政権は発足当初から低支持率に悩まされ続けました。2024年10月の政権発足時から支持率は危険水域とされる20%台で推移し、歴代政権と比較しても異常な低さでした。時事通信の調査では「2000年以降、内閣滑り出し時点として最低の28%」を記録し、その後も一度も30%台後半を安定的に維持することができませんでした。
政策決定能力の欠如が招いた混迷
石破政権の最大の問題は政策決定能力の欠如でした。衆院選で過半数を失い少数与党に転落した結果、野党の要求をのむ受け身の政権運営を強いられました。経済対策では現金給付、消費税減税、補助金といった方策が浮上したものの、具体的な方向性を示すことができませんでした。
「石破政権はどよーんとした感じで何も動かない」
「高市政権になって世の中のことが決まり、動いている感じがする」
「石破は結局何がしたかったのかよく分からなかった」
「麻生さんの評価は的確すぎる。まさにその通りだった」
「一年間で何か成果があったかと言われると思い浮かばない」
国民の多くが石破政権の無気力さを感じ取っていました。
経済政策でも迷走を重ねた石破政権
石破政権の経済政策は「岸田政権から継承」と表明しながら、具体的なビジョンを示すことができませんでした。アベノミクスからの路線変更を打ち出したものの、その先の具体策が不明瞭で、市場からも信頼を得ることができませんでした。
石破氏が重視する地方創生でも「地方創生2.0」を掲げましたが、内容は従来の政策の焼き直しに過ぎず、新味に乏しいものでした。国際競争力の低下を認識していると述べながらも、抜本的な改革案を提示することはありませんでした。
麻生氏との因縁が象徴する政治的資質
麻生氏と石破氏の関係は2009年の「麻生おろし」に遡ります。当時農林水産大臣だった石破氏が現職閣僚でありながら麻生首相に退陣を要求したことで、両者の関係は決定的に悪化しました。この時の石破氏の行動は「恩知らず」として党内で厳しく批判されました。
2025年の総裁選前倒し要求でも麻生氏は積極的に「石破おろし」を主導し、最終的に石破氏の退陣に追い込むことに成功しました。麻生氏の今回の発言は、長年にわたる石破氏への不信感の表れでもあります。
支持率低迷が示した国民の厳しい評価
各種世論調査で石破政権への厳しい評価が鮮明になりました。共同通信の調査では内閣支持率が22.9%まで急落し、「辞任するべきだ」が51.6%に達しました。日本経済新聞の調査でも支持率32%で「直ちに交代」を求める声が36%となりました。
国民は石破政権の無気力さと決断力の無さを見抜いていました。「政治とカネ」の問題でも及び腰の対応に終始し、企業・団体献金の透明化など抜本的改革に取り組むことはありませんでした。
石破茂氏は「党内野党」として歯に衣着せぬ発言で注目を集めてきましたが、いざ政権を担うと持論を封印し、迷走を重ねました。麻生副総裁の「どよーん」という表現は、この1年間の石破政権の本質を見事に言い当てたものと言えるでしょう。