2025-10-02 コメント投稿する ▼
公約横田めぐみさん61歳 母早紀江さん「くじけずに」総裁選前に拉致解決を訴え
北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんが5日で61歳の誕生日を迎えます。 川崎市で取材に応じた母の横田早紀江さん(89)は、「元気だと信じているので、くじけずに頑張って」と語り、帰国への思いを新たにしました。 早紀江さんは、幼いめぐみさんが愛読していた絵本を記者団に披露しました。 これにより、未帰国の政府認定被害者について、親世代の家族会メンバーは早紀江さん一人となりました。
横田めぐみさん61歳へ 母の訴え
北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんが5日で61歳の誕生日を迎えます。川崎市で取材に応じた母の横田早紀江さん(89)は、「元気だと信じているので、くじけずに頑張って」と語り、帰国への思いを新たにしました。
総裁選と拉致問題への要望
4日に投開票が行われる自民党総裁選について、早紀江さんは「誰が首相になるのが良いか分からないが、日本のために動いてほしい」と述べました。そのうえで、拉致問題の解決に向けて日朝首脳会談の実現を重ねて訴えました。
拉致被害者の帰国問題は長年進展がなく、国民の関心が薄れることへの懸念も続いています。
娘の思い出を胸に
早紀江さんは、幼いめぐみさんが愛読していた絵本を記者団に披露しました。洗濯の合間に「ママ、まだ?」と何度も読み聞かせをねだった姿を振り返り、「絵が好きで、本を抱えていた。この本だけでも(北朝鮮に)送れれば」と語りました。
一冊の絵本が母と娘をつなぐ象徴になっています。
「元気でいると信じています」
「日朝首脳会談を必ず実現してほしい」
「子どもに絵本を読み聞かせた日々を思い出す」
「一冊でも届けられるならと思う」
「一人になっても力を出し切って頑張る」
ただ一人残った親世代
今年2月には、有本恵子さん(失踪当時23歳)の父・明弘さんが96歳で亡くなりました。これにより、未帰国の政府認定被害者について、親世代の家族会メンバーは早紀江さん一人となりました。
「1人残ったが、解決まで力を出して頑張る」と語った早紀江さん。高齢になっても訴え続ける姿は、拉致問題の風化を許さない強い意思を示しています。
この投稿は石破茂の公約「北朝鮮による拉致被害者の帰国を実現」に関連する活動情報です。この公約は50点の得点で、公約偏差値55、達成率は0%と評価されています。