2025-08-31 コメント投稿する ▼
「石破辞めろ‼デモ」に4000人 官邸前に不満噴出、泥舟政権への批判拡大
「石破辞めろ‼デモ」に4000人 官邸前で首相退陣求める声
自民党総裁である石破茂首相の退陣を迫る「石破辞めろ‼デモ」が8月31日、首相官邸前で行われた。主催者発表で約4000人が集まり、「石破は辞めろ」と声を上げた。石破政権による海外投資や減税に否定的な姿勢への不満が爆発した形で、参加者の列は約800メートルにわたり官邸を取り囲んだ。
一方、7月下旬には「#石破辞めるな」というデモも開催され、約1200人が集まっていた。相反する動きが短期間で続いたことは、国民世論の分断が鮮明化していることを示している。
「石破首相は自民党を壊している」
「海外に金をばらまくな」
「民主党政権を批判していたのに今は同じことをしている」
「ぶれ続ける総理は信用できない」
「辞めないと日本が滅びる」
子どもや一般市民も参加
デモでは幅広い層が発言した。横浜市の小学6年生は「自民党政権は国民生活を苦しくしている」と述べ、選挙に敗北したのに退陣しない姿勢を「ブーメラン」と批判した。
世田谷区の50代女性は「選挙で負けても居座るのは理解できない」と不信感を表明。目黒区の40代女性は「移民政策を進めて日本を売っている」と訴え、尖閣諸島への自衛隊常駐を実現していないことを「嘘だ」と厳しく非難した。
道路を挟んでデモを見守った埼玉県の30代女性も「なぜ海外ばかりに金を使うのか」と疑問を呈し、メディアに対して「報道が少なすぎる」と批判した。
「ディープステート」に言及する声も
東京都中野区の30代タクシー運転手は「ディープステートに言われて首相にしがみついているのでは」と発言し、政権への不信感を示した。
主催者の東雲太郎氏は「石破政権は外国に目が向きすぎている。増税路線の継承も不満を募らせている」と指摘。「日本人に目を向けてほしい」という訴えが参加者の共通した思いだと語った。
首相不在の中で拡散したデモ
石破首相は午後4時過ぎに病院で足の治療を受けるため官邸を離れ、デモが終了する約20分前に公邸へ戻った。デモ当日に官邸を留守にした格好となったが、主催者の東雲氏は「後々SNSで拡散されればいい」と冷静に語った。
石破政権への不信と国民の分断
今回のデモは、石破政権が海外支援に偏り、国内の減税や生活支援を軽視しているとの不満が大きな原動力となった。参加者からは「増税ばかりで生活が苦しい」「国民生活を顧みない」との声が相次ぎ、政権への不信は深まっている。
一方で「辞めるな」と擁護するデモも存在しており、国民世論は二極化している。石破首相が参院選大敗にも関わらず続投を選んだことで、自民党政権は「泥舟政権」との批判にさらされ、支持層の動揺も広がっている。国民からの信頼をどう取り戻すのか、石破政権の正念場が続いている。