2025-05-30 コメント: 1件 ▼
小泉農水相「全農の株式会社化はない」と明言 過去の農政改革からの方針転換に波紋
小泉農水相、「全農の株式会社化は全くない」と明言 過去の改革姿勢から後退
2025年5月30日、小泉進次郎農林水産相は閣議後の記者会見で、全国農業協同組合連合会(JA全農)の株式会社化について「全くない」と明言した。これは、過去に自民党農林部会長としてJAグループの改革を推進していた姿勢からの後退と受け止められている。
小泉氏は2015年10月から自民党農林部会長を務め、政府の規制改革会議が提案したJA全農の株式会社化などの組織改革案を支持していた。しかし、党内の農林族やJAからの強い反発により、改革は頓挫した経緯がある。
今回の発言は、農水相として再び農政改革に取り組む意欲を示す一方で、過去の姿勢からの後退が懸念される。
メディア批判、「不安を煽る方が記事が読まれる」
同日の会見で小泉氏は、メディアに対して「みなさん対立を演出したくなる。ビジネスとしては理解するが、われわれはビジネスではない」と述べ、報道のあり方に苦言を呈した。さらに、「不安を煽る方が記事が読まれる」と指摘し、メディアが不安を煽ることで読者の関心を引こうとする傾向を批判した。
この発言は、報道機関の姿勢に対する問題提起として注目されている。
ネットユーザーの反応
小泉氏の発言に対し、SNS上では様々な意見が寄せられている。
「小泉さん、全農の株式会社化はないって言ったけど、前は推進してたよね?手のひら返し?」
「メディア批判する前に、自分の発言の一貫性を保ってほしい」
「農政改革って言っても、結局何も変わらないのでは?」
「不安を煽るのはメディアだけじゃなくて、政治家の発言も同じだと思う」
「全農の株式会社化がないのは安心したけど、改革はどうなるの?」
これらの反応からは、小泉氏の発言に対する疑問や懸念が多く見受けられる。
* 小泉農水相は、JA全農の株式会社化について「全くない」と明言した。
* 過去にJA改革を推進していた姿勢からの後退と受け止められている。
* メディアに対して「不安を煽る方が記事が読まれる」と批判した。
* SNS上では、小泉氏の発言に対する疑問や懸念の声が多く見られる。
小泉農水相の発言は、農政改革の方向性や報道のあり方に対する議論を呼んでいる。今後の政策動向に注目が集まる。