2025-05-03 コメント: 2件 ▼
「赤沢大臣は寝るの早え〜し!」進次郎氏が労い投稿 日米関税交渉で粘る赤沢氏に注目集まる
赤沢大臣、粘りの交渉でトランプ関税に対抗
日米間の関税問題をめぐる交渉が山場を迎えている。赤沢亮正経済再生担当相は、ワシントンで5月1日(日本時間2日)、アメリカ側と二度目となる閣僚級協議に臨んだ。今回の交渉は、トランプ前大統領が再び打ち出した関税強化策に日本側が強く反発していることを受けたもの。赤沢氏は「極めて遺憾」との姿勢を改めて米側に伝え、関税の撤回や緩和を強く要請した。協議は約2時間に及び、来月の首脳会談に向けて、再度の閣僚協議を行う方向で一致した。
小泉進次郎氏が赤沢氏を“ネタ交じり”で激励
こうした中、自民党の小泉進次郎元環境相が2日、自身のX(旧Twitter)を更新。赤沢大臣とのツーショット写真を添えつつ、彼の健闘をねぎらった。投稿文には「帰りの機内では少しでも休んでいただきたく(あっ、大丈夫か。赤澤大臣は#寝るの早えーし!)」と、赤沢氏の最近の“名言”を引用してユーモアたっぷりにコメントした。
この「#寝るの早えーし!」というハッシュタグは、赤沢氏が4月30日に米国へ向かう機内でポストした「おやすみなさい」という投稿に添えた言葉。さらに4月の初回交渉後には、報道陣への取材の冒頭でお茶を差し出された際、「おっとっとっと、早え~し」と反応した様子がテレビでも紹介され、話題となっていた。
赤沢氏は進次郎氏の投稿に「いつも有難うございます。引き続き万全のサポートよろしくお願い致します」と返信し、同じく「#寝るの早え~し!」と返すなど、和やかなやり取りを見せた。
交渉の裏側と“トランプサプライズ”
4月の初回交渉では、トランプ前大統領本人がサプライズ登場。赤沢氏は「搭乗中に外務省と経産省の職員がパジャマ姿で飛んできて、『トランプ大統領が協議に出るらしい』と。慌てて準備しました」と裏話を明かしている。
会談では、トランプ氏が「日本との交渉は最優先」と発言。赤沢氏はこれを「70カ国以上が協議を希望する中で、日本を優先したという大統領の意思の表れ」と評価した。
石破首相の訪米も視野に
石破茂首相もこの交渉を高く評価し、「次につながる協議が行われた」とコメント。今後の閣僚級協議の進展次第では、自ら訪米し、トランプ氏と直接会談する可能性にも言及している。
今後の展望
次回の協議は5月中旬以降を予定。赤沢大臣は「首脳に判断を仰ぐ前に、議論をやり残すことなく詰めなければならない」と述べ、交渉継続に強い意欲を示した。小泉氏も「赤沢大臣の交渉を後押しするため、与党として全力を尽くす」と述べており、政府・与党が一体となって次のステージに備える構えだ。
* 赤沢経済再生担当相が日米関税交渉で米側に見直しを強く要請
* 交渉は130分、5月中旬以降に再協議を予定
* 小泉進次郎氏が赤沢氏を“早寝”ネタで労う投稿
* 赤沢氏はトランプ氏とのサプライズ会談も経験し、粘り強く交渉
* 石破首相も訪米の可能性に言及