2026-02-26 コメント投稿する ▼
コブラゴールドで自衛隊主導の民間人救出訓練、30カ国参加の大規模演習
タイで2026年2月24日から開催されているアジア最大規模の多国間軍事演習コブラゴールドで、自衛隊が主導する民間人救出訓練が実施されました。首都バンコク近郊のタイ海軍航空基地で26日に行われた訓練では、ある国で政情不安が起きた想定で現地に住む外国人を救出する手順を確認しました。国際情勢の緊迫化に伴い、自衛隊は多国間連携を深める考えです。
自衛隊主導で外国人救出訓練を実施
首都バンコク近郊にあるタイ海軍の航空基地では2026年2月26日、ある国で政情不安が起きた想定で、現地に住む外国人を救出する訓練が行われました。
訓練は自衛隊が主導し、隊員たちは出国を希望する人たちを大使館から引き継ぎ、航空機に乗せるまでの手順を確認していきました。避難を希望する人が検査場に入り、これから出国に向けた手続きが行われる様子が公開されました。
国際情勢の緊迫化に伴い、有事の際に日本人が現地に取り残されるケースも想定されるなか、自衛隊はこうした訓練を重ね、多国間の連携を深めたい考えです。
「自衛隊が主導で訓練するって日本の存在感が高まってる」
「有事の時に日本人が取り残されないように備えるのは大事」
「コブラゴールドって毎年やってるけど規模大きいよね」
「こういう訓練を重ねることで連携が強化されるんだな」
「民間人救出の手順をちゃんと確認しておくのは重要」
30カ国約8000人が参加、3月6日まで
コブラゴールドはアメリカ軍とタイ軍が主催する東南アジア最大規模の多国間軍事演習です。2026年は2月24日から3月6日までの日程で、タイ各地で実施されています。
日本や中国を含む30カ国から約8000人が参加しており、中心は米国、タイ、日本、韓国、インドネシア、マレーシア、シンガポールの7カ国です。南シナ海で東南アジア諸国への威圧を強める中国は、人道支援活動のみ加わっています。
自衛隊からは約280人が参加しました。航空自衛隊のC2輸送機を使用した邦人退避訓練でタイ、米両軍との連携を確認するほか、洪水などを想定した災害対応訓練を実施します。
防衛省統合幕僚監部の古賀健副報道官は、日本の豊富な経験を共有し、各国との関係強化を図りたいと話しました。米国のオニール駐タイ大使は私たちの主権や平和に対する脅威が存在すると述べています。
2005年から連続参加、21回目の演習
コブラゴールドは1982年から毎年行われており、日本の自衛隊は2005年から連続参加しています。2026年で21回目の参加となります。
演習では宇宙やサイバー領域を含む幅広い分野で連携を確認します。自衛隊は本訓練を通じて統合運用能力の維持・向上を図るとともに、日本にとって望ましい安全保障環境を創出するため、1か国でも多くの国々との連携強化を図ります。
2026年2月24日にタイ中部ラヨーン県のウタパオ海軍航空基地で開会式が行われました。演習では実弾射撃訓練やサイバー攻撃対処訓練、人道支援・災害救援活動などが実施される予定です。
インド太平洋地域の安全保障環境が厳しさを増す中、多国間での連携強化は重要性を増しています。自衛隊が主導する民間人救出訓練は、有事の際の邦人保護能力を高めるとともに、地域の安全保障における日本の役割を示すものとなっています。今後も継続的な訓練を通じて、各国との信頼関係を深めていく方針です。