2025-10-28 コメント: 1件 ▼
中国艦2隻が沖縄―宮古間を通過 小泉防衛相「警戒監視に万全」 南西海域の緊張続く
― 小泉防衛相「警戒監視に万全を期す」と表明。 中国艦艇の動きに対し、日本側は迅速に対応し、監視態勢を維持したとしています。 小泉防衛相は投稿で、中国の水上戦闘艦艇数が約100隻に上り、日本が保有する護衛艦53隻のほぼ2倍に達していると指摘しました。 防衛相として「24時間態勢で警戒監視にあたる隊員の先頭に立ち、我が国の防衛に万全を期してまいります」と強調しました。
中国艦2隻、沖縄―宮古間を通過
― 小泉防衛相「警戒監視に万全を期す」と表明
中国海軍の活動が活発化
防衛省によると、27日、中国海軍のジャンカイⅡ級フリゲート2隻が沖縄本島と宮古島の間を通過し、太平洋に進出しました。フリゲートは中型の戦闘艦で、対空・対艦・対潜など多目的の戦闘能力を備えた艦種です。
小泉進次郎防衛大臣は、SNS上で「海上自衛隊第5航空群(那覇)所属のP-3C哨戒機が警戒監視と情報収集を実施した」と説明しました。中国艦艇の動きに対し、日本側は迅速に対応し、監視態勢を維持したとしています。
中国の艦艇数は日本の約2倍
小泉防衛相は投稿で、中国の水上戦闘艦艇数が約100隻に上り、日本が保有する護衛艦53隻のほぼ2倍に達していると指摘しました。さらに「中国は第一列島線を越えた太平洋への進出を高頻度で続けており、周辺海域での軍事活動を活発化させている」と述べ、警戒感を示しました。
防衛相、自衛艦隊を視察
小泉氏は先週末に海上自衛隊の自衛艦隊司令部を視察し、作戦状況を直接確認したことを明らかにしました。防衛相として「24時間態勢で警戒監視にあたる隊員の先頭に立ち、我が国の防衛に万全を期してまいります」と強調しました。
緊張が常態化する南西海域
沖縄・南西諸島周辺での中国艦艇の活動は、すでに一時的な動きではなく「常態化」しています。中国は近年、空母や駆逐艦を含む艦隊をこの海域に頻繁に展開しており、太平洋側への進出ルートを確立しつつあります。日本側にとっては、単なる監視対応にとどまらず、外交・防衛の両面で持続的な緊張管理が求められる段階に入っているといえます。
一方で、現場で監視を担う自衛隊員の負担も増しています。小泉防衛相の「隊員の先頭に立つ」という言葉が、実際の組織運用や士気の維持につながるのか。政府の説明責任と戦略的判断が今後より厳しく問われるでしょう。
 
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
                    