2025-06-17 コメント: 1件 ▼
【原口一博氏が肋骨7本骨折を動画で説明】「暴漢ではない」難病公表の中で広がる憶測と現実
「暴漢に襲われたわけではない」原口氏がXで動画投稿
立憲民主党の原口一博元総務相が、自身の体調について異例の説明を行った。6月17日、原口氏はX(旧ツイッター)に動画を投稿し、左目が大きく腫れ、肋骨7本を骨折していたことを明らかにした。呼吸器をつけたままの姿で、「暴漢に襲われたわけじゃありません」と明確に否定したが、衝撃的な外見にSNSでは戸惑いや憶測が広がっている。
原口氏によれば、就寝中に「何らかの衝撃を受けた」結果であり、外部からの侵入はなかったという。動画では「カギは締まっていた。救急隊に入ってもらうため、骨折した状態ではって玄関のカギを開けに行った」と、痛々しい経験を語った。
「寝てる間に7本も肋骨が折れるってどういうこと?」
「病気のことは知らなかった。お大事に…でも説明があいまいすぎる」
「政治的陰謀説とか流れてるけど、そんなの信じたくない」
原因は難病「骨形成不全症」か 本人が過去に公表
原口氏は、骨が極端にもろくなる難病「骨形成不全症」であることを以前から公表している。この病気は、わずかな衝撃でも骨折につながるほど骨の強度が弱まる疾患で、国の指定難病にもなっている。
動画の中でも「これは骨が折れているので酸素の量が少ないためやっています」と呼吸器着用の理由を説明しており、骨折の影響で肺の機能が一時的に低下していることを示唆した。
この背景を知らなければ、左目の腫れや骨折の数から「暴行被害ではないか」との憶測が出ても不思議ではない。ただし、本人が丁寧に否定し、家屋への侵入がなかった点を強調していることから、あくまで持病の影響による可能性が高い。
「骨形成不全なら納得。でも本人の説明が雑すぎて不安になる」
「闘病しながら活動してるのは本当にすごいと思う」
委員会欠席も説明 「活動停止せざるを得ない」
原口氏が所属する衆議院財務金融委員会では、17日に井林辰憲委員長(自民)に対する解任決議案が提出されるなど重要な審議が予定されていたが、原口氏は体調不良により欠席した。「国会をはじめ、活動を停止せざるを得ません」と動画内で釈明しており、政治活動の継続に強い意欲を見せつつも、療養の必要性を認めている。
また、予定されていた外国特派員協会での講演なども中止となったことに触れ、「申し訳ありません」と謝罪。政治家としての責任感と、有権者に対する誠実な姿勢をのぞかせた。
疑念払拭へ、さらなる説明は不可避か
原口氏の動画は1分47秒という短いもので、簡潔に状況説明を行ったが、「本当にそれだけか?」と疑問を持つ声は収まっていない。一方で、「難病による骨折」と聞いてようやく理解したという声も目立っており、情報不足が混乱を招いている面は否めない。
政治家の身体的トラブルは、ときに憶測や陰謀論を呼びがちだ。特に今回は、外傷が見た目に明らかであり、なおかつ説明が十分でなかったことで、不安や疑念が拡大してしまった。
「もう少し詳細な説明がないと納得できない」
「信じるしかないけど、公式発表が必要じゃない?」
いずれにせよ、原口氏が公務に復帰できるまで、一定の時間が必要だろう。本人が述べたように、「頑張っていきたい」という言葉通り、しっかり回復し、政治の現場に戻ってくる日を待ちたい。