2025-12-04 コメント: 1件 ▼
原口一博議員激怒で露呈した立憲民主党の品位失墜とヤジ体質の深刻な実態
この一件は、立憲民主党内の統制の乱れと、国会の品位を軽視する議員の実態を浮き彫りにした。 この問題は、立憲民主党議員のヤジや奇声が常態化していることを改めて浮き彫りにした。 原口氏の今回の発言は、立憲民主党の根深い問題を露呈している。 立憲民主党は、高市首相の台湾有事発言を引き出した岡田議員の質問を問題視する声が党内外から上がっているにも関わらず、答弁撤回を求める姿勢を崩していない。
立憲民主党の国会議員としての品格が厳しく問われる事態が発生した。2025年11月28日の衆院予算委員会で、同党の原口一博議員(66)が高市早苗首相(64)を擁護する発言をした際、身内である立憲議員からのヤジに激怒し、議場が騒然とする場面があった。この一件は、立憲民主党内の統制の乱れと、国会の品位を軽視する議員の実態を浮き彫りにした。
高市首相擁護で身内から反発
原口氏は、高市首相が11月7日の予算委員会で台湾有事をめぐって答弁した件について質疑を行った。高市氏は当時、中国が戦艦を使って台湾に武力行使を伴う行動を取れば存立危機事態になると答弁していた。
この答弁に対し中国側が猛反発し、国連憲章の「旧敵国条項」を持ち出して日本を牽制する事態に発展している。原口氏は高市氏の答弁について「武力行使や脅威を与える意図はなく、法の当てはめを聞かれてケースを答えたにすぎない」と擁護した。
「高市さんが武力行使するなんて一言も言っていない。なのに旧敵国条項を出すなんておかしい」
「あの発言は法律論として当然のこと。中国の反応が明らかにやりすぎ」
「国際社会は高市首相を支えているのに、国内で批判するのは理解できない」
「外交では与野党関係なく国益を最優先すべきなのに、なぜ足を引っ張るのか」
「立憲も同じ立場のはずなのに、なぜ党内から反対の声が出るのか」
ヤジ議員の正体が判明
原口氏が茂木敏充外相(70)の指摘を「真摯に受け取らなければいけない」と述べた際、後方から「いやいや」というヤジが飛んだ。原口氏は即座に振り返って「『いやいや』ってどういうことだよ」と激怒し、国益を賭けた外交問題での党内の不統一を厳しく批判した。
原口氏は11月29日のYouTube配信で、ヤジを飛ばしたのが同党の後輩議員であったことを明かした。さらに、その議員が謝罪に来ることもなく、言い訳に終始していることへの不満を表明している。
立憲民主党のヤジ体質が露呈
この問題は、立憲民主党議員のヤジや奇声が常態化していることを改めて浮き彫りにした。2025年10月24日の高市首相の所信表明演説では、立憲議員による激しいヤジで首相の発言が聞き取れない事態が発生していた。
特に水沼秀幸議員(35)らのヤジは国民から強い批判を受け、SNS上では「ヤジ議員」がトレンド入りするほどの炎上状態となった。さらに問題なのは、同党の小西洋之議員(53)が「ヤジは非常に重要な国会議員の議会活動」「称賛されるべき」と正当化したことだ。
国益より党利党略を優先か
原口氏の今回の発言は、立憲民主党の根深い問題を露呈している。外交・安全保障という国家の根幹に関わる問題で、与野党を超えた国益の追求よりも、政府批判を優先する党体質が明らかになったからだ。
原口氏は産経新聞のインタビューで「外交・安保の基本を外して政権は取れない」と述べ、岡田克也議員(72)の質問を「アウト」と厳しく批判している。さらに「俺が幹事長なら除名する」とまで発言し、党内の外交認識の甘さに強い危機感を示した。
立憲民主党は、高市首相の台湾有事発言を引き出した岡田議員の質問を問題視する声が党内外から上がっているにも関わらず、答弁撤回を求める姿勢を崩していない。この姿勢は、中国に対する外交上の配慮よりも、政府攻撃を優先していると受け取られても仕方がない状況だ。
今回の原口議員への身内からのヤジは、立憲民主党が国益を軽視し、品位のない議会運営を常態化させている象徴的な出来事と言えるだろう。国民が真剣に政治を見つめる中で、このような幼稚な政治姿勢が続く限り、同党への信頼回復は困難と言わざるを得ない。