2025-12-01 コメント: 1件 ▼
原口一博氏が立民同僚を痛烈批判、岡田克也氏台湾有事質問「除名モノ」発言で党内に波紋
原口氏は台湾有事の議論について、日本の安全保障戦略の根幹に関わる重要な問題として捉えています。 特に岡田克也元外相の質問については、極めて厳しい評価を下しています。 してないですよ。 この同僚のヤジについて、原口氏は自身のYouTubeチャンネルで強い憤りを表明しています。 (国益か政争か)どこを見て仕事しているのかと述べ、党内の姿勢を厳しく問いただしました。
原口一博氏の正論が炸裂、立民内部から「国益より政争」を断罪
立憲民主党の原口一博元総務相の発言が大きな注目を集めています。高市早苗首相による台湾有事と存立危機事態を巡る国会答弁を引き出し、その後、撤回を求める同僚議員らに苦言を呈した同氏は、党内の姿勢に対して厳しい批判を展開しました。
外交の基本を踏み外した岡田氏への痛烈批判
原口氏は台湾有事の議論について、日本の安全保障戦略の根幹に関わる重要な問題として捉えています。有事にどう対応するのか明確にしない「曖昧戦略」を反故(ほご)にしたとして「最悪だ。気にいらない総理だったとしても、外交面では支えないといけない。国益より政争を優先させたようにみえる」と述べ、同党の姿勢を厳しく糾弾しました。
特に岡田克也元外相の質問については、極めて厳しい評価を下しています。岡田氏について「『バシー海峡』を持ち出した時点でアウトだ。俺が幹事長なら除名する。外相経験者なだけに問題性は二重三重に重い」と断言しました。この発言は、外交経験者としての責任の重さを強調したものです。
国民からも様々な声が上がっています。
「原口議員の言う通りだ。国益を考えない質問は問題すぎる」
「外交の基本を無視した岡田氏の質問は本当にひどかった」
「立憲は政争ばかりで国のことを全然考えてない」
「原口氏みたいな議員がもっと発言すべきだ」
中国の暴走を許した立民の責任
原口氏は中国の過剰反応についても言及し、高市総理が今回の答弁で、1回でも中国に武力行使をする、脅威を与える、そんな発言しましたか。してないですよ。全くしていない。法の当てはめを聞かれて、ケースを答えたにすぎないと指摘しています。
中国大使館の「旧敵国条項」を持ち出した投稿については、旧敵国条項。とんでもないですよ。旧敵国条項は実質無いのと等しいと思いますがいかがですか?と強く批判し、中国の威嚇的態度を明確に非難しました。
党内の理解なき批判に憤慨
28日の衆院外務委員会では、茂木敏充外相も岡田氏について「曖昧戦略を変えるようなことをした」と苦言を呈し、これに対し原口氏は「批判は真摯に受け止める」と述べた。直後、同僚議員から「いやいや…」とヤジを飛ばされたという場面がありました。
この同僚のヤジについて、原口氏は自身のYouTubeチャンネルで強い憤りを表明しています。前に質問した人間のミスを修正しようとしているのに『いやいや…』とは。(国益か政争か)どこを見て仕事しているのかと述べ、党内の姿勢を厳しく問いただしました。
さらに立憲民主党全体について、ほとほといやになった。もうちょっと限界だ。外交や安全保障の基本を外して政権が取れると思えないと率直な不満を表明しており、党の根本的な問題点を指摘しています。
建設的な外交姿勢を求める声
原口氏の発言は、単なる党内批判にとどまらず、日本の外交政策に対する建設的な提言としての側面があります。政治的対立を超えて国益を優先する姿勢、外交における責任ある行動の重要性を強調した点で、多くの国民の共感を呼んでいます。
立憲民主党内部からこのような正論が出てきたことは、党の健全性を示すものとも言えるでしょう。原口氏の勇気ある発言が、今後の日本政治における外交・安全保障議論の質的向上につながることが期待されます。