2026-01-28 コメント投稿する ▼
共産党が愛知15区でれいわ辻恵氏を自主支援。異例の選挙協力実現へ
2026年1月28日、共産党愛知県委員会の石山淳一委員長氏が、候補者を立てなかった愛知15区でれいわ新選組元職の辻恵氏を県委員会として自主支援すると発表しました。れいわの党本部は慎重姿勢ながら、豊橋市議会での連携実績から異例の選挙協力が実現することになりました。77歳の元民主党衆院議員が、野党連携の試金石として注目を集めています。
元民主党2期
辻恵氏が3度目の挑戦
辻恵氏は1948年生まれの77歳で、京都市出身、大阪府枚方市で育ちました。東京大学法学部を卒業し、1981年に弁護士登録、1991年に弁理士登録した法律の専門家です。
2003年の第43回衆議院議員総選挙で民主党公認として大阪3区から立候補し、比例復活で初当選しました。その後、衆議院議員を2期務め、民主党副幹事長を歴任しました。
辻さんって77歳なのか。まだ現役で頑張ってるんだ
2012年の消費増税をめぐる政局では、野田内閣による消費増税法案の採決で党の賛成方針に反して反対票を投じました。その後、日本未来の党に参加して民主党を除籍処分となりました。
2019年4月に山本太郎代表氏が立ち上げたれいわ新選組に参加し、2021年の第49回衆議院議員総選挙では兵庫8区から、2022年の参院選では比例代表から、そして2024年10月の第50回衆議院議員総選挙では愛知15区から出馬しましたが、いずれも落選しています。
共産が自主支援表明
豊橋市議会での連携が背景
2026年1月28日、共産党愛知県委員会の石山淳一委員長氏は、愛知15区でれいわ新選組元職の辻恵氏を県委員会として自主支援すると発表しました。
石山氏は「日本の政治全体が右へ右へと流れる状況に立ち向かっていく」と協力の狙いを語りました。辻氏との共同の演説会などを予定しており、辻氏への投票を党の支持者らに呼び掛けるといいます。
共産とれいわの協力って、これ全国初じゃない?
選挙協力は豊橋市議会での連携を踏まえたものです。共産党市議団とれいわ市議が所属する会派「新しい豊橋」は、豊橋市の多目的屋内施設新アリーナ建設事業を巡り、反対の立場で連携してきました。
石山氏は「昨年12月ごろから話し合ってきた」と説明しました。辻氏は1月22日の会見で「豊橋と田原の可能性に注目し、もっと広げていきたい。農業と防災の面を含め、安心して暮らせるまちとして発展できるよう寄り添いたい」と意気込みを語っていました。
れいわ本部は慎重
街頭活動共同には否定的
れいわと共産は2025年12月に政策責任者会談を開き、議員定数削減への反対などを確認しました。ただ、れいわ側は街頭活動の共同実施には否定的な考えを示していました。
れいわ本部は慎重なのに、地元で協力が進んじゃったってこと?
辻氏は第一声で「日本の将来が大きくかかっている選挙です。れいわ新選組は、日本を反動的・権力的にし戦争に向かわせる流れを、おかしいと思うすべての人と連携し、高市政権を倒したいと考えています」と訴えました。
争点の一つとして「物価高・生活苦に対してどう具体的な政策を届けるか」を挙げ、「高市さんは積極財政と言いますが、軍備増強や金持ちのためのばらまきには反対です。子ども食堂に頼らざるを得ない現状や、物価高の中で年金生活する方々、賃金が上がらない現状などに対し、必要なお金をちゃんと投入する」と主張しました。
軍備増強反対ってはっきり言うんだね。これが争点になるのか
二つ目の争点として「国論を二分する重要政策を独断でさせないことです。戦争に反対し、国民の暮らしを守り、平和国家として世界に国際協調を訴えることのできる日本にしていくための政権をつくらせてほしい」と述べました。
愛知15区には他に、日本維新の会元職の関健一郎氏、中道改革連合前職の小山千帆氏、自民党前職の根本幸典氏、参政党新人の鈴木勝裕氏、減税日本・ゆうこく連合前職の竹上裕子氏が立候補しています。共産党の異例の支援が選挙戦にどう影響するか、注目が集まっています。