2025-12-26 コメント投稿する ▼
国民民主党の岡野純子議員、公選法違反疑いで不起訴処分 千葉地検が嫌疑不十分と判断
国民民主党の岡野純子衆議院議員が、2025年7月の参議院選挙で選挙区の候補者を応援する際に正規の標旗を使わずに演説を行った疑いで書類送検された事件について、千葉地方検察庁は2025年12月26日、岡野氏を嫌疑不十分で不起訴処分としました。公職選挙法では、街頭演説を行う際には選挙管理委員会が交付する正規の標旗を掲げることが義務付けられています。
標旗の使用ミスで書類送検
岡野純子氏は、2025年7月12日頃に千葉選挙区で初当選した小林さやか氏の応援演説を行った際、小林氏の名前が記された比例代表用の標旗を掲げて県内で街頭演説を行った疑いが持たれていました。公職選挙法では、選挙管理委員会が定める様式の標旗を掲げなければ選挙演説を行うことができないと規定されています。小林氏は千葉選挙区から出馬していたため、選挙管理委員会から交付された正規の標旗が存在するはずですが、岡野氏は別の比例代表候補者用に支給された標旗に小林氏の名前を記載した誤った標旗を使用していたとされます。
この問題は自民党千葉県連が2025年7月に告発状を提出したことで発覚しました。当初、自民党県連は公文書偽造などの容疑も含めた告発状を提出していましたが、容疑を公職選挙法違反に絞って再提出し、告発状は受理されました。その後、岡野氏が反省していることなどを踏まえ、11月に自民党県連は告発を撤回していましたが、千葉県警は2025年12月23日に岡野氏を書類送検していました。
「まさか不起訴になるとは思わなかった」
「標旗を間違えて使っただけでしょ。厳重注意で十分では」
「国民民主党も最近勢いあるから、自民が潰しにかかったのかな」
「選挙のルールは厳格にすべき。不起訴は甘すぎる」
「政治とカネの問題じゃないんだから、そこまで騒ぐ話でもない気がする」
千葉地検が嫌疑不十分で不起訴に
千葉地検は2025年12月26日、岡野氏を嫌疑不十分で不起訴処分としました。不起訴理由について千葉地検は弁解を覆せるだけの証拠がなかったとしています。岡野氏は当時、自身のSNSで街頭演説の様子を写真とともに投稿していました。
岡野氏は問題発覚後、SNS上で大変申し訳ない、混同し誤って使用したと謝罪しています。国民民主党千葉県連の代表代行も辞任しました。国民民主党千葉県連は、問題となった標旗について党としての比例運動を盛り上げるために、比例代表候補の川崎稔氏より一時的に本部経由で借りたものと説明していました。国民民主党の玉木雄一郎代表は12月23日の記者会見で事実関係をしっかり確認し対応したいと述べていました。
公職選挙法の標旗規定とは
公職選挙法では、候補者が街頭演説を行う際には選挙管理委員会が交付する標旗を掲げることが義務付けられています。標旗は聴衆が見やすいように演説中は常に掲げておかなければならず、立ち止まって行う必要があります。歩行しながら、または自動車や自転車で走行しながらの演説は禁止されています。
標旗の使用に関する違反は、選挙の公正性や候補者間の平等を損なう可能性があるとして厳しく規制されています。違反した場合には公職選挙法第243条に罰則の規定があり、2年以下の禁錮または50万円以下の罰金に処せられる可能性があります。また、選挙権及び被選挙権が停止されることもあります。
今回の事件では、千葉選挙区の候補者を応援する際に比例代表用の標旗を使用したことが問題となりましたが、千葉地検は弁解を覆すだけの証拠がなかったとして不起訴処分としました。岡野氏は2024年10月の衆議院選挙で比例南関東ブロックから初当選したばかりの新人議員です。