2025-11-20 コメント投稿する ▼
立憲民主党・山岸一生氏の政治資金記載ミス謝罪-「政治改革」を叫ぶ政党の甘い身内処分
山岸氏は「立憲民主党東京都第9区総支部の収支報告書に記載ミスがありました」と述べ、立憲民主党都連から2024年10月10日に100万円、2024年12月11日に3万3500円の交付を受けた計103万3500円分の記載が漏れていたことを明らかにした。 問題の核心は、立憲民主党が自民党の政治資金問題を激しく追及する一方で、身内の問題には極めて甘い姿勢を示していることである。
山岸一生氏の「記載ミス」が露呈する立憲民主党の政治資金問題-「政治改革」を叫びながら身内は甘い実態
立憲民主党の山岸一生衆院議員が11月20日、自身のXを更新。政治資金収支報告書に記載ミスがあったとして謝罪し、訂正したことを報告した。山岸氏は「立憲民主党東京都第9区総支部の収支報告書に記載ミスがありました」と述べ、立憲民主党都連から2024年10月10日に100万円、2024年12月11日に3万3500円の交付を受けた計103万3500円分の記載が漏れていたことを明らかにした。
この問題は、立憲民主党が掲げる「政治改革」の看板と実態の乖離を浮き彫りにしている。自民党の政治資金問題を厳しく追及してきた立憲民主党だが、身内の問題には驚くほど甘い対応を取っている。
山岸一生氏のプロフィールと経歴
山岸一生氏は1981年8月28日生まれの43歳で、東京大学卒業後、朝日新聞記者として15年間勤務し、政治部で菅直人首相、野党自民党の谷垣禎一総裁などの「番記者」をしていた。2019年5月に朝日新聞社を退社し、立憲民主党に参加。2021年の衆院選で初当選し現在2期目。
山岸氏は現在、立憲民主党政務調査会長筆頭補佐、衆議院予算委員会委員、内閣委員会委員、情報監視審査会委員、政治改革特別委員会委員を務めており、自身を「質問王」と称して政権の隠し事や印象操作を許さないことを掲げている。
立憲民主党の「ダブルスタンダード」
問題の核心は、立憲民主党が自民党の政治資金問題を激しく追及する一方で、身内の問題には極めて甘い姿勢を示していることである。立憲民主党は政治資金規正法の改正案で、不記載が150万円超だった場合は会計責任者の過失であっても罰則対象とし、議員も処罰の対象とする「連座制」の導入を主張してきた。
しかし、山岸氏の今回の「記載ミス」は103万3500円と150万円を下回っているものの、山岸氏は「政治資金の適法、適正な運用、そして皆さんへのご報告を徹底すべきところ、記載ミスをしたことは全て私の責任です」と謝罪するだけで済ませている。
SNSでは立憲民主党の姿勢に対する批判が相次いでいる。
「政治改革を叫ぶ前に身内を正せよ」
「自民党は厳しく追及するのに立憲の議員には甘いのか」
「記載ミスで済ませるなら自民党議員も同じでしょ」
「質問王が自分のことは説明不足とは笑止」
「立憲民主党のダブルスタンダードが酷すぎる」
立憲民主党に頻発する政治資金問題
山岸氏だけではない。立憲民主党の安住淳国会対策委員長も2023年11月29日、自身の資金管理団体が2022年分政治資金収支報告書を訂正したことを陳謝している。政治資金パーティーに関する収入記載が漏れており、パーティーで支払いを受けた仙台市の団体と30万円分を追加した。
東京都選挙管理委員会の公表資料を見ると、立憲民主党の各支部では度々政治資金収支報告書の訂正が行われており、「令和6年12月10日訂正」「令和7年3月3日訂正」「令和7年8月25日訂正」といった記載が複数見られる。
「政治改革」の看板の裏側
立憲民主党は「政治資金透明化法案」を掲げ、「政治資金の流れが国民の不断の監視と批判の下で『見える化』されるよう、徹底した透明化を実現する」と主張し、「本気の政治改革実現」を謳っている。
しかし、実際には身内の記載ミスには寛容で、謝罪と訂正で済ませる姿勢を示している。これでは国民が求める「まっとうな政治」からは程遠い。
現在の物価高は数十年にわたる自民党の失策の結果であり、物価高対策として財政出動や減税は一刻の猶予も許されない。しかし、立憲民主党が本当に政治改革を実現したいのであれば、まず自分たちの政治資金管理を徹底すべきである。
山岸氏は元新聞記者として「取材と質問のプロ」を自称し、「政権の隠し事や印象操作を許さない」と豪語している。だが、自分自身の政治資金管理では103万円もの記載漏れを「ミス」で済ませる。この矛盾した姿勢こそが、立憲民主党の政治改革への本気度を疑わせる要因となっている。