2025-05-23 コメント: 16件 ▼
沖縄にJリーグ対応スタジアム誕生へ 2031年開業予定、那覇・奥武山で地域活性化に期待

沖縄に“夢のスタジアム”誕生へ
沖縄県が長年の念願だったJリーグ仕様のサッカー専用スタジアム構想を本格始動させた。那覇市の中心部に位置する奥武山公園に、観客1万人規模の屋根付きスタジアムを整備し、2031年度からの利用開始を目指す。23日にはその完成予想図が公開され、地元のサッカーファンや関係者から大きな注目を集めている。
スタジアム整備の概要と目的
* 所在地:那覇市奥武山公園内
* 収容人数:初期は1万人規模、将来的に2万人規模へ拡張可能
* 屋根設置:メインスタンドとバックスタンドに屋根を設置。ゴール裏にも順次設置予定
* 整備費用:1万人規模で約120億円、2万人規模で約200億円を想定
* 財源:クラウドファンディング、企業や個人の寄付、PFI手法導入などを検討
* 供用開始:2031年度を予定
FC琉球の夢を後押し
このスタジアムは、現在J3に所属するFC琉球のホームグラウンドとして使われる見込みだ。J2昇格に必要なクラブライセンスの要件には、観客席の3分の1以上に屋根があることが含まれるが、現行のホームスタジアムであるタピック県総ひやごんスタジアムはこの基準を満たしていない。新スタジアムの整備は、FC琉球の上位カテゴリー挑戦に向けた大きな一歩となる。
好立地で地域活性化にも期待
建設予定地の奥武山公園は、那覇空港からモノレールでわずか6分という利便性の高い場所にある。園内には既に野球場や陸上競技場も整備されており、スポーツを核とした地域のにぎわいづくりが進んでいる。新たなスタジアムは、観戦客の増加だけでなく、観光や経済波及効果にもつながると県は見込んでいる。
ネットユーザーの反応もさまざま
「これは嬉しいニュース!沖縄に本格的なサッカースタジアムができるなんて夢みたい」
「アクセス抜群で観戦環境も整いそう。観光とセットで観に行きたい」
「2031年って遠いな…もう少し早められないの?」
「費用のことが気になるけど、未来への投資としてはアリだと思う」
「地元の子どもたちがプロを目指す舞台になるといいな」
沖縄のスポーツ文化に新たな風
県は今後、設計の詳細や資金調達の枠組みを詰めながら、地元住民との対話も重ねる構えだ。地域の誇りとなるスタジアムが完成すれば、サッカーだけでなくさまざまなイベントに活用される可能性も広がる。沖縄のスポーツとまちづくりの融合が、今新たなステージへと動き出した。