2025-11-26 コメント投稿する ▼
小川晶前橋市長、ラブホテル問題で辞職決断 不信任決議案可決前の政治判断で市政混乱収拾図る
小川氏は11月25日に富田公隆市議会議長宛てに退職願を提出しており、11月27日の市議会定例会本会議で正式に承認される見込みだ。 市議会では最大会派の前橋高志会や第2会派の前橋令明をはじめとする7会派が連携し、11月20日の議会運営委員会で小川氏に対する不信任決議案の提出を正式決定していた。 前橋市議会で市長の不信任決議案が提案されるのは初めてのことだった。
前橋市長ラブホテル問題で辞職決定
小川晶氏、不信任決議案可決前に退職願提出
群馬県前橋市の小川晶市長(42)が、市職員とのラブホテル面会問題を受け、2025年11月27日付での辞職を決断した。小川氏は11月25日に富田公隆市議会議長宛てに退職願を提出しており、11月27日の市議会定例会本会議で正式に承認される見込みだ。
問題発覚から約2か月での辞職決断
この問題は2025年9月に週刊誌報道により発覚した。小川市長が市の既婚男性幹部職員とラブホテルで複数回面会していたことが明らかになり、市政の信頼を大きく揺るがした。当初、小川氏は「仕事上の打ち合わせで、不適切だったが不倫関係ではない」と釈明したが、市民や議会からの批判は収まらなかった。
「市長としてあり得ない行動だ」
「クリーンな市政を掲げていたのに裏切られた気分」
「早く辞めて市政の信頼を回復してほしい」
「こんな状況で市政運営なんて無理でしょう」
「前橋のイメージがどん底まで落ちた」
市議会では最大会派の前橋高志会や第2会派の前橋令明をはじめとする7会派が連携し、11月20日の議会運営委員会で小川氏に対する不信任決議案の提出を正式決定していた。前橋市議会で市長の不信任決議案が提案されるのは初めてのことだった。
不信任決議案可決は確実視されていた
地方自治法に基づく不信任決議案は、議員の3分の2以上が出席し、4分の3以上の賛成で可決される。前橋市議会は定数38(欠員1)だが、7会派に所属する計32人の市議が不信任案に賛成する方針を固めており、可決は確実視されていた。
可決された場合、小川氏は通知を受けた日から10日以内に議会解散か失職を選ぶ必要があった。しかし小川氏は辞職を選択し、不信任決議案の採決前に政治的決着を図った形となった。
市長選は50日以内に実施
小川氏の辞職に伴い、前橋市長選挙は議長が市選挙管理委員会に通知した翌日から50日以内に実施される。小川氏は11月14日に開催した市民との対話集会で、出直し市長選に立候補する意向を示していたが、現時点で正式な立候補表明はしていない。
前橋市議会では11月26日に各会派の代表者会議と議会運営委員会を開き、退職願の正式な取り扱いを協議する。11月27日の本会議では、当初予定されていた不信任決議案の審議に代わり、辞職承認が議題となる見込みだ。
前橋市初の女性市長として期待を背負っていた
小川氏は千葉県匝瑳市出身の弁護士で、中央大学法学部卒業後、2007年から前橋市内で弁護士として活動を開始した。2011年に群馬県議会議員に初当選し、4期13年務めた後、2024年2月の前橋市長選で自民・公明推薦の現職を破り初当選した。
前橋市制施行以来初の女性市長として、また戦後最年少市長として大きな注目を集めていた。「前橋に、笑顔を。」をスローガンに掲げ、市民参加型の市政運営を目指していたが、就任から約10か月でのスキャンダル発覚となった。
今回の辞職により、前橋市政は約2か月間の空白期間を経て新しい市長のもとで再出発することになる。市政の信頼回復と安定した行政運営の確保が急務となっている。