2025-11-07 コメント投稿する ▼
高市早苗首相が午前3時出勤で予算委準備、異例の早朝対応でワークライフバランス放棄を実践
午前9時開始の予算委員会を前に約3時間にわたって秘書官と答弁の確認を実施した異例の対応は、首相の並外れた責任感を示している。 この異例の早朝出勤は、高市首相が自民党総裁就任時に示した「ワークライフバランスという言葉を捨てます」という発言を具現化した形となった。
過去に例のない午前3時出勤
歴代首相も予算委当日の早朝に答弁確認を行うケースは多いが、午前3時開始は極めて異例だ。高市首相は東京・赤坂の衆院議員宿舎から車で公邸に移動し、約3時間にわたって綿密な準備を行った。
打ち合わせ終了後に官邸に向かう際の首相はやや疲れた様子だったが、初の予算委員会に向けた真剣な準備姿勢を見せた。午前9時からの本格的な国会論戦を前に、万全の体制で臨む姿勢を示している。
この異例の早朝出勤は、高市首相が自民党総裁就任時に示した「ワークライフバランスという言葉を捨てます」という発言を具現化した形となった。首相自らが示す働く姿勢が注目されている。
「午前3時出勤って、さすがに働きすぎじゃない?」
「これが高市さんの言ってたワークライフバランス捨てるってことか」
「首相の責任感は凄いけど、体調が心配になる」
「こんなに早起きして準備するなんて、やる気を感じる」
「物価高対策をしっかり答弁してほしい」
物議を醸した「働いて働いて」発言の実践
高市首相は2025年10月4日の自民党総裁就任時に「私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて働いて働いて働いて働いてまいります」と発言し、大きな議論を呼んだ。
この発言は国民の間で賛否が分かれ、石破茂前首相からも「大丈夫かーいという気がせんではない」と心配する声が上がっていた。しかし高市首相は自身の決意表明として、国家国民のために全力で働く姿勢を強調していた。
働く女性を対象とした調査では、53%がポジティブに受け止めたという結果も出ており、「国のために思い切り働く姿勢は素晴らしい」との評価がある一方で、「労働観や人間観の問題」として批判する声も根強い。
予算委員会での重要課題への対応
今回の予算委員会では、高市政権が最優先に掲げる物価高対策について詳細な説明が求められる見込みだ。ガソリン暫定税率の廃止や軽油引取税の削減など、具体的な経済対策の実効性が焦点となる。
また、自民党と日本維新の会による連立政権として初の本格的な国会論戦でもあり、野党からは政権運営の安定性についても厳しい追及が予想される。少数与党での政権運営という困難な状況での舵取りが問われている。
高市首相は初閣議で「国民の皆様が直面している物価高への対応」を最優先事項として指示しており、予算委員会でその具体策について説明することが期待されている。
首相の健康管理への懸念も
高市首相の夫である山本拓元衆院議員が脳梗塞で右半身不随となり、首相自身が介護を担っていることも報じられている。こうした個人的な負担に加えて、首相としての激務をこなす状況に対し、健康管理を懸念する声も上がっている。
2016年に総務大臣を務めた際には、ワークライフバランスの観点から「朝レク」のルール変更や働き方改革を進めていた経歴もあり、今回の極度の長時間労働との整合性について疑問視する声もある。
高市政権は発足から約2週間という短期間で、経済対策や外交課題など多岐にわたる政策対応を迫られている。首相の強い責任感と働く意欲は評価される一方で、持続可能な政権運営のためにも適切な健康管理が求められる状況となっている。