2026-01-27 コメント投稿する ▼
島尻安伊子氏が沖縄3区で予算確保と子ども貧困対策訴え、高市政権継続の是非問う
沖縄3区は米軍普天間飛行場の移設先となる名護市辺野古を抱える選挙区で、参政党新人の仲間暁子氏、中道改革連合前職の屋良朝博氏との三つどもえの戦いとなっています。 島尻氏は沖縄3区の地域特性を踏まえ、中北部の発展こそが沖縄経済のエンジンになると主張しています。 島尻氏は辺野古移設を容認する立場ですが、同時に基地負担の軽減も訴えています。
60歳、宮城県仙台市出身。上智大学文学部新聞学科を卒業後、沖縄に移住。那覇市議、参議院議員を経て、2021年の衆院選で初当選しました。沖縄3区は米軍普天間飛行場の移設先となる名護市辺野古を抱える選挙区で、参政党新人の仲間暁子氏、中道改革連合前職の屋良朝博氏との三つどもえの戦いとなっています。
予算確保こそが政治家の仕事
公示日の1月27日、島尻氏は沖縄市胡屋十字路での出発式で、第一声を放ちました。
「県民の暮らしが豊かになるように、きちんと財政出動をしていく。そういう取り組みをしたい。だから高市早苗内閣の継続でいいのか、この選択を沖縄2区の皆さんに判断をしていただきたいと思っている今回の選挙です」
島尻氏は沖縄担当大臣を歴任した経験を最大の強みとしています。2015年から2016年まで内閣府特命担当大臣として沖縄振興を担った実績は、県政において大きな意味を持ちます。特に子どもの貧困対策事業の創設は、島尻氏が「ライフワーク」と語る政策の核心です。
「しっかりと予算をつけていく、これが私の仕事だと思っております。私、島尻安伊子にどうぞ任せていただいて、さらなる発展をみんなで遂げていきたいという風に思っております」
自民党副総裁の菅義偉元総理は島尻氏について、「島尻さんほど地元のために、多くの事業を実現する政治家というのはなかなかいないと思います」と評価しています。島尻氏の政策は言葉だけでなく、具体的な予算措置を伴うものであることを強調しました。
「島尻さんは沖縄振興予算をしっかり持ってきてくれる」
「子どもの貧困対策、島尻さんが始めたんだよね」
「経験がある人の方が安心できる」
「高市政権の継続か、野党への政権交代か、判断が難しい」
「沖縄3区は辺野古もあるし、いろいろ複雑だ」
子どもの貧困対策をライフワークに
島尻氏が最も力を入れているのが、子どもの貧困対策です。2015年に沖縄担当大臣として「沖縄子ども貧困対策事業」を創設して以来、9年間で予算は10億円から22億円へと倍増しました。
この予算で「子どもの居場所」を作り、「支援員を配置」し、さらに「若年妊産婦の居場所」も設置しました。島尻氏は今後の展開として、子どもたちの将来的な自立に向けた「学習支援」や「就労支援」など、総合的な仕組み作りにチャレンジするとしています。
「若年妊産婦、16歳以下で妊娠出産する女性のための居場所の拡充をやっていきたい。せっかく沖縄に生まれた赤ちゃんの命が、すくすく、健康に、明るく育っていく。こうした環境をつくるのは、私たち大人の責任であって、政治の責任であると考えているところであります」
沖縄は全国と比べて子どもの貧困率が高く、若年妊娠の問題も深刻です。島尻氏の政策は、単なる経済支援にとどまらず、妊娠から出産、育児、教育、就労まで切れ目のない支援体制を構築しようとするものです。
中北部の発展が沖縄のエンジンに
島尻氏は沖縄3区の地域特性を踏まえ、中北部の発展こそが沖縄経済のエンジンになると主張しています。
「特に沖縄振興を前に進めるためにも、私たちの自民党・公明党の連立政権でもってまた仕事をさせていただかないといけない。この中北部の発展。これがこれからの沖縄の発展のエンジンになることは、明白であります」
沖縄3区は沖縄市、うるま市、名護市、国頭郡の町村を含みます。那覇市を中心とする南部とは異なり、米軍基地が多く存在し、経済振興やインフラ整備で多くの課題を抱えています。島尻氏は政府との太いパイプを活かし、中北部地域への投資を呼び込むことで、沖縄全体の発展につなげようとしています。
自民党選挙対策委員長の小泉進次郎氏は応援演説で、「この考え方だったら予算を付けられる。具体的に一つ一つをつなげていくのが政治の役割なんです」と述べ、島尻氏の実行力を評価しました。
前回は僅差での勝利
2024年10月の前回衆院選で、島尻氏は中道改革連合の屋良朝博氏に1769票差で辛勝しました。屋良氏は比例復活で議席を得ており、今回も前職として立候補しています。2021年の衆院選では島尻氏が7214票差で勝利し、屋良氏は比例復活できずに議席を失いました。
島尻氏と屋良氏の対決は、辺野古新基地建設をめぐる構図でもあります。島尻氏は辺野古移設を容認する立場で、政府との連携を重視します。一方、屋良氏は「辺野古の埋め立てに反対するというこの信念は微動だに揺るぎません。強い沖縄を作っていく、強い経済、いやなものはNOと言えるような沖縄を作っていく」と訴えています。
今回の選挙では参政党新人の仲間暁子氏も加わり、三つどもえの構図となっています。仲間氏は「私がもし国会議員になったら、沖縄の人が一人ひとり政治に対して自分の考えを持てるように、情報双方の意見を伝えて、沖縄の人が一人一人政治に興味、関心を持てる社会を作っていきたい」と訴えました。
辺野古を抱える選挙区での争点
沖縄3区は米軍普天間飛行場の移設先となる名護市辺野古を抱えており、基地問題が大きな争点となります。島尻氏は辺野古移設を容認する立場ですが、同時に基地負担の軽減も訴えています。
島尻氏は参議院議員時代、一時期は県外移設を主張していましたが、2012年の内閣府大臣政務官就任後に辺野古移設を容認する立場に転じました。自由民主党沖縄県連会長在任中の2015年には、名護市辺野古への移設に反対する市民運動について、「責任のない市民運動だと思っている。私たちは政治として対峙する」と発言しています。
この発言は辺野古移設に反対する県民の間で批判を集めましたが、島尻氏は政府との連携なくして沖縄振興はあり得ないという立場を貫いています。現実的な解決策を模索する姿勢と、政府に近い立場を活かした予算確保の実績が、有権者の支持をどこまで集めるかが焦点です。
若年層への訴求も課題
島尻氏は60歳と、今回の沖縄3区の候補者の中では最年長です。仲間氏は42歳、屋良氏は63歳で、年齢構成はさまざまです。若年層の投票率向上が課題となる中、島尻氏は経験と実績をアピールしつつ、若い世代への訴求も必要です。
島尻氏はSNSを活用した情報発信にも力を入れており、Facebook、X、Instagram、YouTubeなど複数のプラットフォームで積極的に活動しています。子どもの貧困対策や若年妊産婦支援といった政策は、若い世代にも直接関わるテーマであり、島尻氏の強みとなる可能性があります。
投開票日は2026年2月8日です。12日間の選挙戦で、島尻氏が政府与党とのパイプと予算確保の実績を前面に出して、どこまで支持を広げられるか注目されます。
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