2025-03-12 コメント投稿する ▼
島根知事、文科相の授業料値上げ提案者任命に批判 「国賊」と厳しく非難
伊藤塾長の授業料値上げ提案
伊藤公平塾長は、昨年3月の中教審の特別部会で、国立大学の授業料を現在の年53万5,800円から150万円程度に引き上げるべきだと提案していた。この提案は、国立大学の財政難を理由に、教育の質を維持するために必要だという趣旨だったが、これを巡って賛否が分かれている。
丸山知事の懸念
丸山知事は、伊藤塾長の提案が少子化対策に逆行すると警告した。高額な授業料が家庭の負担を増加させ、若者の結婚や出産に対する意欲を低下させる可能性があると指摘。知事は「値上げするということは、実質的に国民に子供を持たせない政策と同じだ」と厳しく批判し、阿部文科相を「国賊」とまで表現した。
少子化対策への影響
知事は、教育費の値上げが少子化対策にとって逆効果になると考えている。現在の少子化問題を解決するためには、教育費の軽減が必要であり、授業料の大幅な引き上げがその足かせになると懸念している。
政府への要請
丸山知事は、政府に対して「国賊を排除し、まともな政策を実行してほしい」と訴えた。教育費を適切に抑えつつ、少子化対策に効果的な政策を求める声が高まっている。
- 丸山知事が伊藤塾長の任命を批判。
- 伊藤塾長は国立大学の授業料引き上げを提案していた。
- 丸山知事は、その提案が少子化対策に逆行すると指摘。
- 政府に対し、教育費軽減と少子化対策の両立を求める。