2026-02-01 コメント投稿する ▼
小池百合子都知事が衆院選で自民党候補を応援、国と都の連携強調で小池票の行方に注目
東京都の小池百合子知事は2026年2月1日、衆議院選挙で都内の小選挙区に立候補した自由民主党候補の応援演説を行いました。小池氏が特別顧問を務める都民ファーストの会は2025年の都議選で第1党を奪還しており、根強い知事人気を背景とした小池氏の動向が衆院選の勝敗に影響を与えると注目されています。
国と都の連携を強調
小池知事は集会で「政権、党の中枢で仕事をしてこられた。国と都が連携することが、結果として地域の皆さまにプラスになる。ぜひとも勝っていただきたい」と述べ、自民党候補への支持を表明しました。
小池氏は報道陣の取材に対し「都政を行うにあたり、円滑に国と調整をしてくれたり、骨折りしてくれている皆さまを支援する」と説明し、都政運営における国との連携の重要性を強調しました。
この日の応援演説は、小池氏が今回の衆院選で自民党候補の応援に入った初めての機会となりました。これまで小池氏は公明党候補の応援には入っていましたが、自民党候補への応援は控えていました。
都民ファーストは第1党奪還
小池氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」は、2025年6月の東京都議会議員選挙で第1党を奪還しました。都民ファーストは31議席を獲得し、自民党の裏金問題などの影響で21議席に減らした自民党を上回りました。
都民ファーストの森村隆行代表は当選後「小池都政への評価が私たちへの評価につながっている」と総括し、小池知事との一体性を強調しています。
都議会では、都民ファースト、自民党、公明党の3党が「知事与党」として過半数を獲得しており、小池知事を支える体制が整っています。2025年の都議選では小池知事が積極的に都民ファーストの候補を応援したほか、選挙戦終盤には自民党や公明党の一部候補の応援にも入っていました。
「小池さんが応援すると当選するイメージある」
「都民ファーストは第1党なのに衆院選では自民応援するんだ」
「結局小池さんは自民寄りってこと?」
「都政と国政は別って言いながら自民応援はどうなの」
「小池票がどっちに流れるかで勝敗決まりそう」
こうした有権者の声が示すように、小池氏の動向は東京の選挙戦において大きな影響力を持っています。
微妙な立場の小池知事
今回の衆院選では、小池氏と都民ファーストは微妙な立場に置かれています。都議会では自民党、公明党と協力関係にありますが、衆院選では自民党と公明党が与野党に分かれたためです。
都民ファーストは2024年の衆院選で国民民主党を支援すると表明しましたが、小池知事は国民民主党の候補の応援には入らず、時には同じ選挙区に立候補している自民党候補の応援に出向く形となりました。
小池氏は自公が与野党に分かれた今回の衆院選への対応を明確にしていませんでしたが、2月1日に自民党候補への応援に踏み切ったことで、自民党との接近を図る狙いがあるとみられています。
小池人気の影響力
東京都内の選挙では「小池票」の行方が勝敗を左右するとされています。小池知事は2024年7月の都知事選でも3選を果たしており、特に女性有権者からの支持が厚いことが指摘されています。
2025年の都議選でも、小池知事の積極的な応援活動が都民ファーストの第1党奪還に寄与したと分析されています。選挙ドットコムの鈴木邦和編集長は「都民ファーストは女性票の受け皿となって第1党になった」と指摘しています。
小池氏と自民党の関係は、2016年の都知事選出馬以降、紆余曲折がありました。小池氏は当時、自民党都連に対する不満から「都連はブラックボックス」と批判していましたが、近年は関係修復を進めていました。2024年の都知事選では自民党東京都連が小池氏を支援し、都議会でも協力関係を築いています。
衆院選後の政局への影響
小池氏の自民党候補応援は、2月8日投開票の衆院選後の政局にも影響を与える可能性があります。小池氏は「国と都の連携が地域のプラスになる」と述べ、衆院選後の自民党との連携に期待を示しました。
都民ファーストは衆院選での独自候補擁立を見送っていますが、選挙後の国政への関与の仕方が注目されます。小池氏の動きは、都政と国政の関係、そして地域政党と国政政党の連携のあり方にも一石を投じることになりそうです。
小池知事の応援演説が東京の選挙戦にどのような影響を与えるのか、2月8日の投開票結果が注目されます。