2026-02-02 コメント投稿する ▼
青森記録的大雪で自衛隊災害派遣、積雪183センチ観測史上4位
青森市を中心に降り続く記録的な豪雪により、屋根からの落雪が原因となるような死亡事故、あるいは家屋の倒壊など、命に関わる危機が迫っていると説明し、一人暮らしの高齢者世帯などの屋根の緊急除雪作業を要請しました。 第5普通科連隊の隊員20人が青森市孫内地区に入り、一人暮らしの高齢者世帯の屋根で雪下ろしをするなど、除雪作業にあたることになりました。
命の危機が目前に迫る状況
青森県の宮下宗一郎知事は2月1日夜、陸上自衛隊第9師団長に対して災害派遣要請を行いました。青森市を中心に降り続く記録的な豪雪により、屋根からの落雪が原因となるような死亡事故、あるいは家屋の倒壊など、命に関わる危機が迫っていると説明し、一人暮らしの高齢者世帯などの屋根の緊急除雪作業を要請しました。
気象庁によると、青森市の積雪深は2月1日午後3時現在で183センチを記録し、観測史上4位となりました。2005年3月3日の178センチを5センチ上回る記録的な積雪です。青森市では既に数百件の除雪依頼が殺到しており、明らかに対応能力を超えている状況だと宮下知事は説明しました。
防衛省は2月2日午前7時30分以降、陸上自衛隊第5普通科連隊青森駐屯地の先遣隊が状況確認のため出発しました。防衛省・自衛隊の公式X災害対策アカウントは「自衛隊は、関係機関と緊密に連携し、今回の記録的な大雪に対し、適切に対応を進めてまいります」と投稿し、災害派遣の実施を発表しました。
陸上自衛隊第9師団は2月2日午前、青森市と活動内容に関する協議を開始しました。第5普通科連隊の隊員20人が青森市孫内地区に入り、一人暮らしの高齢者世帯の屋根で雪下ろしをするなど、除雪作業にあたることになりました。
全国で27人が犠牲に
消防庁によると、1月20日からの大雪による死者数は2月2日午後1時30分時点で全国で27人に上ることが明らかになりました。政府は雪かきなどを行う際は注意するよう呼び掛けています。
尾崎正直官房副長官は会見で「雪下ろしや雪かきを行う際は水路や流雪溝への転落に十分ご注意いただきますとともに、必ず複数人で安全に留意しながら作業を行っていただき、ヘルメットや命綱の着用など安全対策を徹底して行っていただきますようお願いを申し上げます」と述べました。
政府は被害の防止に万全を期すため、3日にも関係閣僚会議を開き、今後の対応について協議する方針です。記録的な大雪は全国的な災害となっており、政府を挙げた対応が求められています。
青森県内では除雪作業中の死亡事故も発生しています。雪に埋もれて男性が死亡する事案や、作業中の除雪車にはねられて意識不明になる事故なども報告されており、除雪作業の危険性が浮き彫りになっています。
SNS上では、自衛隊の災害派遣に対してさまざまな声が上がっています。
「自衛隊の災害派遣、本当に助かります。高齢者世帯は自力で除雪できないから」
「積雪183センチって想像できない。青森の人たち本当に大変だと思う」
「除雪中の事故が多すぎる。一人でやらないで、必ず複数人で作業してほしい」
「災害救助法が適用されたのは助かる。自治体だけじゃ対応できない規模」
「選挙期間中なのに、自衛隊の災害派遣が必要な状況って相当深刻だよね」
災害救助法が15市町村に適用
青森県は1月29日、大雪に見舞われている県内14市町村に災害救助法の適用を決定しました。その後15市町村に拡大され、青森市、弘前市、黒石市、五所川原市、むつ市、つがる市、平川市、今別町、蓬田村、外ケ浜町、鯵ケ沢町、板柳町、鶴田町、野辺地町などが対象となりました。
災害救助法の適用により、倒壊の恐れがあり自力での除雪が難しい世帯の屋根の雪下ろし、避難所の開設に要する自治体の経費などを国、県が負担します。孤立や倒壊の恐れがある世帯を対象に、自治体が業務委託で雪下ろしなどを行い、その費用を国、県が負担する仕組みです。
青森市では2月1日に相談窓口を設置し、市民からの状況を受け付けましたが、既に数百件の問い合わせが殺到している状況です。明らかに対応能力を超えていることから、自衛隊への災害派遣要請に踏み切りました。
災害救助法の対象となる世帯の条件は細かく定められており、一人暮らしの高齢者世帯や障害者世帯など、自力での除雪が困難な世帯が優先されます。自治体は対象世帯を調査し、緊急性の高い世帯から順次対応していく方針です。
交通機関にも大きな影響
大雪の影響で青森県内の交通機関にも大きな影響が出ています。JR東日本によると、奥羽線や五能線の一部で終日運転を見合わせています。青い森鉄道も青森駅から上北町駅間で終日運休となりました。
東北自動車道でも黒石インターチェンジから青森東インターチェンジ間が吹雪のため通行止めとなりましたが、その後解除されました。しかし、雪の状況次第では再び通行止めとなる可能性もあり、予断を許さない状況が続いています。
教育現場にも大きな影響が出ています。2月1日は青森市内の全ての小中学校61校を含む県内76校の小中高校で休校となりました。児童生徒の安全を最優先し、登下校中の事故を防ぐための措置です。
2月2日午前11時現在の積雪は、青森170センチ、五所川原144センチなどとなっています。青森地方気象台は引き続き雪による交通障害や屋根からの落雪などに注意・警戒を呼び掛けています。
歴史的な大雪の記録
青森市の積雪183センチは、観測史上4位の記録です。歴代1位は1945年2月の209センチ、2位は1902年2月の199センチ、3位は1945年3月の194センチとなっています。
今回の積雪は、1902年の八甲田雪中行軍遭難事件が発生した年の記録を超えたことでも話題になりました。明治時代の記録を超える積雪は、いかに今回の大雪が記録的であるかを物語っています。
気象庁は、冬型の気圧配置や上空の寒気の影響で日本海側では雪が降り続いていると説明しています。青森県では記録的な積雪となっている地域もあり、今後も警戒が必要です。
青森市民は除雪作業に疲弊しています。連日の雪かきで体力を消耗し、高齢者世帯では対応しきれない状況が続いています。屋根の雪下ろしは高所での作業となるため危険性が高く、専門業者に依頼しようにも依頼が殺到して対応できない状況です。
自衛隊の迅速な対応
自衛隊の災害派遣は、都道府県知事の要請に基づいて実施されます。今回の青森県の要請を受けて、陸上自衛隊第9師団は迅速に対応を開始しました。
第5普通科連隊は青森駐屯地に配置されており、地域の状況を熟知しています。青森市孫内地区は高齢化が進んでおり、一人暮らしの高齢者世帯が多い地域です。こうした世帯の屋根の除雪を優先的に行うことで、家屋倒壊や落雪による事故を防ぐことができます。
自衛隊は関係機関と緊密に連携しながら、適切に対応を進めていきます。青森市との協議を通じて、除雪が必要な世帯の情報を収集し、優先順位をつけて作業を進めていく方針です。
宮下知事は自衛隊の災害派遣要請について説明する際、「くれぐれも朝一からの活動にご注意ください」とコメントしました。自衛隊員の安全にも配慮しながら、救援活動を進めてほしいという知事の思いが伝わってきます。
記録的な大雪に見舞われた青森県で、自衛隊の災害派遣が開始されました。命に関わる危機が迫る中、関係機関が一体となって住民の安全を守る取り組みが進められています。2月8日の衆院選投開票日を控える中での災害対応となり、選挙期間中という異例の状況での救援活動となっています。
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