福島・会津地方大雪災害　農業再建支援を求める神山悦子団長の現地調査

2025-02-15

【福島県会津地方の大雪災害、農業復旧へ支援を求める】 福島県会津地方では記録的な大雪が降り、農業に深刻な影響が出ています。特に農業用ハウスの倒壊が多く、農家の経営に大きな打撃を与えています。 ■農業用ハウスの倒壊と農家への影響 会津若松市の北会津町では、特産のイチゴを栽培する農家の白井和人さんが所有していた育苗ハウスが倒壊しました。この時期はイチゴの最盛期で、再建の見通しが立たず、白井さんは「1棟建てるのに100万円以上かかるのに、個人の力では再建は難しい」と語っています。農家の経済的負担を軽減し、収入保険の適用要件の見直しを求めています。 また、喜多方市では農機具を保管するハウスが壊れ、コンバインが破損しました。79歳のコメ農家のBさんは「農機具ハウスには何の補償もない」と不満を漏らし、支援を求めています。 ■神山悦子団長の現地調査と支援要請 日本共産党の福島県議団は、神山悦子団長を中心に、2月15日に会津若松市と喜多方市で現地調査を行いました。神山団長は、会津地方振興局や会津若松建設事務所から被害の状況を聞き、農業の再建に必要な支援を県に強く求めています。 ■県への申し入れと今後の対応 調査に先立ち、党県議団は2月14日、福島県に対して大雪被害の全容把握と被災者支援、予算確保を求める第1次申し入れを行いました。今後も、農業復旧に向けた支援策が強化されることが期待されています。