立憲沖縄県連が安住淳氏の辺野古発言撤回を要請、大きな失望招く

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立憲沖縄県連が安住淳氏の辺野古発言撤回を要請、大きな失望招く

立憲民主党沖縄県連は2026年2月15日までに声明を発表し、衆議院選挙で落選した中道改革連合の安住淳前共同幹事長による辺野古基地移設に関する発言の撤回と、辺野古建設中止を堅持することを要請しました。 沖縄県連は安住氏の発言が県民や有権者の大きな失望を買ったと強く批判しています。 沖縄県連はこの発言について、立憲民主党の政策と全く整合性がないと指摘しています。

立憲民主党沖縄県連が安住淳氏に抗議


辺野古発言の撤回要請、有権者の大きな失望を招いたと批判

立憲民主党沖縄県連は2026年2月15日までに声明を発表し、衆議院選挙で落選した中道改革連合の安住淳前共同幹事長による辺野古基地移設に関する発言の撤回と、辺野古建設中止を堅持することを要請しました。沖縄県連は安住氏の発言が県民や有権者の大きな失望を買ったと強く批判しています。

声明は中道改革連合の代表選前の2月12日付で、候補だった小川淳也新代表と階猛氏、さらに立憲民主党の水岡俊一代表あてで、沖縄県連の清水磨男代表代行の名義となっています。声明のタイトルは「辺野古基地建設中止の堅持及び党政策の継続的な取組みを求める要請」です。

政権担えばストップは現実的でないと発言


問題となったのは、衆議院選挙期間中の安住氏の発言です。声明によれば、安住氏は「中道が政権をいざ担うとなれば、ストップすることは現実的ではない」などと述べました。

沖縄県連はこの発言について、立憲民主党の政策と全く整合性がないと指摘しています。立民の政策は「沖縄の民意を尊重して、軟弱地盤などの課題が明らかになった辺野古移設工事は中止」「沖縄の基地の在り方や地位協定の見直しについて米国に再交渉を求める」というものです。

立憲民主党沖縄県連は1月21日、県議会内で記者会見を開き、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を止めることについて「非現実的」とする安住氏の発言に対して抗議したと明らかにしました。1月20日付で野田佳彦代表宛ての文書を送付し、発言の撤回を求めています。

「辺野古反対と言いながら、政権取ったらやるって矛盾してる」
「沖縄の民意を無視するのか。許せない発言だ」
「現実的じゃないのは工事を続けることの方だろう」
「また本土の政治家に裏切られた。いつも同じことの繰り返し」
「どの政権になっても沖縄の声は聞いてもらえないのか」

辺野古埋め立ては合理性がないと主張


沖縄県連は声明の中で、辺野古の埋め立て事業については工法、環境、経費、工期の面からいずれも合理性がないと主張しています。さらに、緊急性が求められる普天間基地の危険性除去に対する解決策にはなり得ないと考えているとしています。

県連副代表の仲村未央県議は会見で「有権者を失望させることになった。県民の声が無視されることがないよう、沖縄の声として発信していく」と話しました。「工事を継続していくことの方が現実性がない」と指摘し、衆議院選挙への影響を問われると「有権者を失望させた。大きなダメージだ」と語っています。

また、会見で仲村県議は「許されない発言だ」と安住氏を批判しました。建設に反対する市民からは「現実的ではないのはどっち」「沖縄無視だ」といった批判の声が噴出したと報じられています。

三つの要請事項を提示


沖縄県連は声明で以下の三つを要請しています。

第一に、安住氏の発言について立憲民主党として正式に撤回し、辺野古基地建設中止の方針に変更がないことを表明すること。

第二に、沖縄協議会の引き続きの活用、沖縄の基地負担軽減、日米地位協定の見直しなど引き続き党を挙げ全力で取り組むこと。

第三に、今後の立憲民主党の方向性については、都道府県連地方組織等との協議の場を設置し、丁寧かつ十分な議論と理解を得ながら進めること。

声明では「貴職におかれては日頃より国民の声を真摯に受け止め、多様性の尊重、地方自治の推進に大きな指導力を持ってご奮闘されていることに心より敬意を表します」と前置きしつつも、今般の解散総選挙に伴う中道改革連合の発足を受け、各都道府県連とのいっそうの丁寧な協議の機会を設けるよう要請しています。

中道は結論出していないと説明


この問題について、中道改革連合の共同政調会長の本庄知史氏は1月22日、安住氏の発言は新党としての結論ではないと否定しました。本庄氏は「辺野古政策は未整理」として、安住氏の発言を釈明する姿勢を示しています。

一方、連合沖縄の仲宗根会長は安住氏の発言に対して「憤りを感じる」とコメントしています。作家の目取真俊氏は「現れたヤマトの本音」と指摘し、沖縄問題が野党共闘において「小異」として扱われることへの懸念を示しています。

安住氏は1月8日の衆議院選挙で宮城4区から立候補しましたが落選しました。30年間にわたって小選挙区で10連勝してきた安住氏でしたが、今回は自民党候補に敗れる結果となりました。

辺野古移設問題は沖縄県民にとって極めて重要な政治課題であり、県知事選挙や国政選挙のたびに大きな争点となってきました。今回の安住氏の発言は、野党が政権を取った場合でも辺野古移設が進む可能性を示唆したものとして、沖縄県内で大きな波紋を広げています。

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2026-02-15 11:52:40(櫻井将和)

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