2026-01-21 コメント投稿する ▼
安住淳氏が中道改革連合の共同幹事長に
立憲民主党(立民)と公明党が合流して結成した新党「中道改革連合」は、2026年1月21日までに幹事長人事を固めました。共同幹事長には立民の安住淳氏と公明党の中野洋昌氏が就任する見込みです。関係者が21日に明らかにしました。安住氏は立民幹事長として新党結成の実務を取り仕切ってきた実力者で、中道改革連合の中核を担う存在となります。
新党結成の立役者として
安住淳氏は1962年1月17日、宮城県石巻市生まれの64歳です。早稲田大学社会科学部を卒業後、NHKに入局しアナウンサーとして活躍しました。1996年の衆院選で旧民主党から出馬して初当選し、現在10期目を務めています。
財務大臣や民主党国会対策委員長、立民幹事長など要職を歴任してきた安住氏は、新党結成の実務面を主導してきました。2026年1月13日の記者会見では「野田佳彦代表が公明党の斉藤鉄夫代表と中道勢力の結集について高いレベルでの話し合いを行っていくことになった」と発表し、執行役員会・常任幹事会で野田代表に対応を一任することで全会一致の決定が得られたと報告しています。
安住氏は「右傾化する日本社会のなかで中道勢力の大きなかたまりをつくるために、斉藤代表、さらに国民民主党の皆さんとも話し合いをし、短期間ではありますが大きな結果を出してもらいたい」と語り、中道勢力結集への強い意欲を示してきました。
立民現職144名の結集を実現
2026年1月20日、安住氏は記者会見で立民の衆院現職148名のうち144名が中道改革連合に参加することを明らかにしました。不参加は引退表明の2名と、原口一博元総務相ら2名にとどまりました。公明党の23名と合わせて160名超の規模で新党がスタートする見通しとなっています。
安住氏は「自民に対抗する勢力として認めていただくよう頑張りたい」と意気込みを語りました。2017年の希望の党騒動では小池百合子代表が「排除の論理」を展開し、多くの立民議員が離党を余儀なくされましたが、今回は立民現職のほぼ全員が新党に参加する形となりました。
政治評論家の間では「2017年の教訓を生かし、党内の合意形成を丁寧に進めた結果」との評価があります。安住氏は野田代表とともに、議員一人ひとりと対話を重ね、新党参加への理解を求めてきたといいます。
公明党との政策調整を主導
2026年1月19日、安住氏は公明党の西田実仁幹事長とともに共同記者会見を開き、中道改革連合の綱領を発表しました。安住氏は「突然の解散、言わば抜き打ち解だが、私どもはそこに大義はないと考えている」と高市早苗首相の解散判断を批判しました。
その上で「公明党が野党に転じて以降、政策面で積み重ねてきた議論があり、にわかづくりではなく、そうした伏線をベースに今回の合流に至った」と説明しました。立民と公明党は2025年秋の臨時国会で予算組み替え案を共同提出するなど、政策面での連携を深めてきた経緯があります。
安住氏は「分断や対立をあおる政治から、協調と包摂の政治へと転換していく中道の考え方を盛り込んだ綱領を作り上げた。この選挙は、私たちの存在の真価を国民に問うものになる」と強調しました。念頭には外国人政策の見直しなど保守色を強める高市政権があり、中道勢力としての対抗軸を鮮明にしています。
ただし、立民が掲げてきた安全保障関連法の「違憲部分の廃止」という文言は新党の基本政策から消えました。また、沖縄の辺野古新基地建設についても容認する姿勢を示し、立民の従来の政策から大きく転換しました。これについて沖縄では「オール沖縄勢力との関係が問われる」との批判の声も上がっています。
連合との関係も重視
安住氏は2026年1月中旬、野田代表とともに連合の芳野友子会長と面会し、新党結成への理解を求めました。安住氏は記者会見で「会長のほうからも、中道勢力の結集について、できるだけ頑張ってほしいということでございました」と述べ、連合から支援の意向を得たことを明らかにしました。
安住氏は「小選挙区比例代表並立制の状況で戦うためには、巨大な自民党に対抗するには、考えの近い者同士が一つになって選挙を戦うべきである」と強調し、連合の理解を得ながら新党結成を進めてきたと説明しています。
「安住さんは実務能力が高い。新党の舵取りは彼に任せるべきだ」
「立民のほぼ全員をまとめたのは見事。リーダーシップがある」
「でも辺野古容認は納得できない。政策転換しすぎじゃないか」
「公明党との連携は現実的。中道勢力の結集は必要だと思う」
「安住幹事長が共同幹事長になるのは当然。実績がある」
宮城4区での再選を目指す
安住氏は衆院選では宮城4区から立候補します。同選挙区では自民党が元タレントの森下千里環境大臣政務官を支部長に選任しており、安住氏との直接対決が確実となっています。
安住氏は1996年の初当選以来、宮城5区で連続当選を重ねてきました。2022年の区割り変更により宮城4区に移行しましたが、地元での基盤は強固です。2024年の衆院選では安住氏の地盤に自民党の伊藤信太郎元環境相が挑みましたが、安住氏が大差で勝利しています。
ただし、今回は高市内閣の一員である森下氏が対抗馬となり、厳しい戦いが予想されます。安住氏は中道改革連合の共同幹事長として、自身の選挙区での勝利と新党全体の躍進という二つの責任を背負うことになります。
国民民主党との関係
安住氏は国民民主党の玉木雄一郎代表にも中道改革連合への参加を呼びかけてきましたが、玉木氏は2026年1月15日に「新党には加わらない」と明言しました。玉木氏は中道改革連合の政策が具体的でないと批判しており、閣外からの連携にとどまる見通しです。
それでも安住氏は「考えの近い者同士が一つになって選挙を戦うべき」との考えを崩していません。選挙区レベルでの協力や、政権樹立後の連携については、今後も玉木氏との対話を続ける構えです。
2026年1月27日公示、2026年2月8日投開票の衆院選に向けて、安住氏は中道改革連合の共同幹事長として陣頭指揮を執ります。高市政権との対決姿勢を鮮明にしながら、政権交代という目標の実現を目指す安住氏の手腕が問われます。
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