2025-12-06 コメント投稿する ▼
安住淳幹事長 維新を激しく批判 公明との協力示唆
安住氏は、維新が与党と連携するようになった現状を踏まえ、「信頼できない」と断言しました。 この発言は、今後の野党再編や維新の政党としての立ち位置を巡る議論に波紋を広げそうです。 一方で安住氏は、先ごろ与党との連立を離脱して野党となった 公明党 について言及しました。 同じ中道路線だ」と語り、公明との連携に含みを残しました。
野党時代の裏切りを断罪
立憲民主党の幹事長、安住淳氏が2025年12月6日、新潟県十日町市での講演で、かつて野党だった 日本維新の会 を厳しく非難しました。安住氏は「野党でまとまって交渉しようと思っても、自民党とつるんで最後に必ず裏切る」と述べ、維新への強い不信感をあらわにしました。さらに「本当にいなくなってせいせいした」と語り、維新が野党から遠ざかったことに安堵の意を示しました。
安住氏は、維新が与党と連携するようになった現状を踏まえ、「信頼できない」と断言しました。この発言は、今後の野党再編や維新の政党としての立ち位置を巡る議論に波紋を広げそうです。
公明党との“中道路線”での連携に含み
一方で安住氏は、先ごろ与党との連立を離脱して野党となった 公明党 について言及しました。安住氏は、「公明が掲げる非核三原則の堅持などを見ると、私たちと似たところもある。同じ中道路線だ」と語り、公明との連携に含みを残しました。
この発言は、公明党が与党から離れた最近の政権再編の流れに呼応する形で、立民としても中道的な勢力との協力を模索する姿勢を示したものと受け止められています。
維新の近年の立ち位置変化と与党との協議開始
実際に、2025年10月には、公明党が長年の連立関係に区切りをつける形で与党を離脱しました。この流れの中で維新は、 自由民主党(自民党)との協議を始め、与党としての地位を強化。特に与党側は、維新との政策調整や閣外協力を通じて、安定多数を確保する道を探る動きが報じられています。
こうした状況を踏まえると、安住氏の発言は、単なる批判以上の意味を持ち、今後の与党・野党構造を左右する可能性があると言えるでしょう。
野党再構築―立憲と公明の“中道連携”の可能性
安住氏が公明党との協力に前向きな姿勢を示した背景には、野党勢力の再構築を模索する思惑があると考えられます。維新が与党寄りに変化した今、野党第一党である立憲としては、「中道路線」を共有する公明との連携こそが現実的な選択肢と映るのかもしれません。
ただし、公明党自身もこれまで長年の与党経験があり、政策スタンスの一貫性や党内の調整がどうなるかは不透明です。野党としての共同歩調は、今後の政策議論や国会対応で実証される必要があります。
国民の反応は?
以下は、このニュースを受けたネット上での典型的な声です。
「維新なんか、最初から信用できないと思ってたよ」
「やっと言ってくれた。立憲がんばれ」
「公明と手をつなぐのはどうかな。理念が違う気がする」
「野党としてまとまるなら、維新抜きで頼む」
「政治って裏切る奴が多すぎ。もううんざりだ」
こうした声の多くは、維新に対する不信感と、新たな野党連携への期待が入り混じったものです。
安住氏の厳しい批判は、維新の立ち位置の変化と、それをめぐる野党内の構造再編という現実を浮き彫りにしました。今後、公明との連携を含めた野党再編の動きと、それに対する有権者の反応から目が離せません。