2025-10-26 コメント: 1件 ▼
岡田悟議員がら抜き言葉指摘で炎上、吉村知事批判から論点ずらし
10月26日、岡田氏は吉村氏の投稿を引用して「見せれない→見せられない」と、吉村氏の文に「ら抜き言葉」があると指摘した形です。 日本語の文法から「見せられない」が正しい形であり、「見せれない」は若年層を中心に広がっている「ら抜き言葉」と呼ばれる誤用だというわけです。 政治的立場の相違よりも、国会という公式な場での議員としての姿勢や品位が問われる形となりました。
国会ヤジ騒動で議論に火が付く
2025年10月24日の衆院本会議で行われた高市早苗首相の初の所信表明演説は、演説内容よりも議場の混乱が大きな話題となりました。演説中に複数の野党議員から相次ぐヤジが飛び交い、高市氏が演説を中断する場面もみられました。旧統一教会に関するヤジ、裏金問題、暫定税率廃止に関する発言など、内容の妨害になる野次が次々と上がり、与党議員から「静かにしろ」「聞こえないんだよ」という怒号も響き渡りました。
演説終了後、ソーシャルメディア上では立憲民主党(民主党)の水沼秀幸衆院議員と岡田悟衆院議員がヤジを飛ばしたのではないかとの指摘が広がりました。映像解析など様々な議論が展開される中、問題はさらに予想外の方向へ転開していったのです。
知事の批判投稿から「言葉狩り」へ
10月24日、大阪府の吉村洋文知事はSNS上で国会のヤジについて「高市総理の所信表明に対する国会のやじは酷いな」と批判を投じました。続けて知事は「もうやめた方がいいよ。反対意見や批判はあるとしても、人の話はちゃんと聞こう。子供に見せれない。恥ずかしいよ」と訴えました。衆参少数与党の政権を支える日本維新の会の代表である吉村氏の発言として、国会の議論の質の低下を指摘したものでした。
ところが、ヤジを飛ばしたと指摘されている岡田氏本人が予想外の反応を示します。10月26日、岡田氏は吉村氏の投稿を引用して「見せれない→見せられない」と、吉村氏の文に「ら抜き言葉」があると指摘した形です。日本語の文法から「見せられない」が正しい形であり、「見せれない」は若年層を中心に広がっている「ら抜き言葉」と呼ばれる誤用だというわけです。
SNS上で激しい批判の嵐
この岡田氏の対応は、27日正午時点で3000件を超える返信がつく「炎上」状態に至りました。「国会議員のくせにバカバカし過ぎる」「本当にくだらない」「こんなことするために政治家になったのだろうか」「ほんまに低レベルだ」といった批判が殺到したのです。
「指摘に『ら抜き言葉』で返す?政治以前の問題だ」
「記者出身なのに『言葉狩り』ですか。議論から逃げてるみたい」
「国会の品位を守るべき議員がこれか。がっかり」
「吉村氏への批判はともかく、ここはスルーが大人の対応では」
「高市首相の演説が聞こえないくらい野次ってた側が何言ってんだ」
ネット上では、ヤジそのものへの反論ではなく、相手の言葉遣いの粗探しで対抗した姿勢が「問題から目をそらしている」「議員としての責任回避」と映ったようです。元新聞記者という経歴を持つ岡田氏は、発信力を評価されてきた一方、今回の対応で言葉の正確性を武器にすること自体が、逆効果になってしまったと言えます。
立場の異なる批判層も一致
注目すべきは、批判が左右を問わず幅広い層から上がっていることです。高市氏のヤジへの対抗自体は正当と考える層も、「だったら直接ヤジの内容に反論すべき」と感じ、岡田氏の対応に違和感を抱いています。政治的立場の相違よりも、国会という公式な場での議員としての姿勢や品位が問われる形となりました。
岡田氏および水沼氏は、27日までの時点でヤジを連発したのではないかという指摘に対して一切言及していません。その沈黙の中で、言葉遣いへの指摘という別の論争が勃発した形になっています。高市新政権下での国会運営が試される一方で、野党議員の行動そのものが国民の信頼を失わせているという構図が浮き彫りになったと言えるでしょう。
 
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
                     
                     
                    