2026-01-27 コメント投稿する ▼
青山大人氏が中道改革連合不参加で無所属出馬、茨城6区で国光文乃氏と4度目対決
2024年の前回衆院選で初めて小選挙区当選を果たした青山氏にとって、今回の選挙は比例復活のない背水の陣です。 青山氏は2026年1月20日、立憲民主党に離党届を提出し、中道改革連合には合流しないことを表明しました。 過去3回の対決では、2017年と2021年の衆院選で国光氏が小選挙区で勝利し、青山氏は比例復活でした。
2024年の前回衆院選で初めて小選挙区当選を果たした青山氏にとって、今回の選挙は比例復活のない背水の陣です。選挙直前の新党結成という政局に巻き込まれることなく、地域に根ざした政治活動を貫く姿勢を鮮明にしています。
新党不参加の決断に込めた信念
青山氏は2026年1月20日、立憲民主党に離党届を提出し、中道改革連合には合流しないことを表明しました。立憲民主党と公明党が1月16日に結成を発表した新党は、高市早苗政権の保守路線に対抗する「中道」勢力として注目を集めていますが、青山氏はこの動きに距離を置く選択をしました。
公示日の1月27日午前11時半ごろ、土浦市での街頭演説で青山氏は「常に訴え続けたのは政治に対する信頼です」と力を込めました。通常国会冒頭での衆院解散や新党結成に触れ「与党も野党も政局に明け暮れていれば、国民にそのしわ寄せがくるんです」と訴えかけました。
立候補にあたっての記者会見では、2017年の衆院選で選挙直前にできた希望の党から出馬した経験に触れました。「あの選択が正しかったのか。衆院議員になった後、葛藤したときもあった」と率直に明かし、選挙直前の「数合わせ」ともいえる結党は有権者の望むものではないという思いを強調しました。
4度目の国光氏との対決
青山氏と国光氏の因縁の戦いは2017年の衆院選から続いています。ともに1979年の早生まれで当選回数も同じという奇妙に重なり合う間柄です。青山氏は元厚生大臣の丹羽雄哉氏の秘書を務めた経験を持ち、国光氏は丹羽氏の地盤を継いで政治家に転身しました。
過去3回の対決では、2017年と2021年の衆院選で国光氏が小選挙区で勝利し、青山氏は比例復活でした。しかし2024年の衆院選で青山氏が初めて小選挙区で勝ち上がり、国光氏が比例に回るという展開となりました。
今回の衆院選では前提条件が大きく異なります。青山氏は無所属での立候補となり、国光氏にとっては推薦を受けてきた公明党が自民党との連立を解消したことで、票を読みにくい戦いを強いられています。
「政治に対する信頼を取り戻すことが何より大切だと思う」
「新党結成は結局政局でしょ。有権者は冷めた目で見てますよ」
「青山さんは地元のことをよく知っている。無所属だからこそ信頼できる」
青山氏の演説会には近隣の住民が大勢訪れ、地域で着々と足場を固めてきたことをうかがわせました。「皆さまと同じ、ここに住む住民の一人。政治家は特別でも何でもありません」と語りかけ、比例復活のない背水の陣に突入した覚悟を示しました。
一方、公示日の約1時間半前、国光氏はつくば市の選挙事務所で選挙戦の第一声に臨みました。「私を見捨てずに、皆さんは一緒に伴走してくださいました」と前回選の小選挙区敗北に言及し、支援者への謝意を述べる国光氏の頰を涙がつたいました。国光氏は「皆さまのために仕事をしたいという気持ちはだれにも負けません。非常に厳しい戦いです」と必死の表情で呼びかけました。
参政党の伸張が変数に
今回の茨城6区には5人が立候補しました。青山氏、国光氏に加えて、共産党新人の稲葉英樹氏、参政党新人の堀越麻紀氏、無所属新人の中村吉男氏が名乗りを上げています。
特に注目されるのが、初めて6区に候補を擁立した参政党です。参政党は2025年7月の参院選茨城選挙区で議席を獲得するなど、県内での伸張が著しい状況です。堀越氏は公示日の午前11時ごろ、つくばエクスプレスみらい平駅前で「この選挙で日本人を大事にする政治を取り戻したい。その一心です」と演説し、保守層を意識したアピールを忘れませんでした。
国光氏はもちろん、立憲出身の青山氏も、地域の保守層に食い込み地盤を固めてきました。参政党の主張がこうした層に響けば、2人の票の一部は堀越氏に流れかねない情勢です。
「参政党の外国人政策には共感できる。自民も立憲も頼りない」
「新党騒ぎで政治不信が深まった。無党派として誰に入れるか悩む」
稲葉氏は公示日午後4時ごろ、土浦市の大型商業施設前で「庶民の苦労を知らない自民党政治はもう終わらせようじゃありませんか」と訴えました。中村氏は午後2時ごろ、石岡駅前で憲法9条改正の必要性を訴えました。
地域密着の姿勢を貫く
青山氏は土浦市で生まれ育ち、茨城県議を2期務めた経験を持ちます。2017年に希望の党から初当選して以降、国民民主党を経て立憲民主党に所属してきました。今回、中道改革連合への不参加を決めたことで、前回に続き連合茨城の応援を受けながら、県議時代からの票も固める戦略です。
青山氏の政策は、時限的消費税減税など内需主導型経済対策、危機管理への投資、教育無償化や看護・介護・保育・教育現場の処遇改善など人への投資を柱としています。これらは立憲民主党時代から一貫して訴えてきた内容であり、新党不参加によって政策の継続性を強調できるという側面もあります。
選挙戦の構図としては、無所属と自民の前職2人に新人3人が挑む形となっています。県内選挙区で最多の5人が立候補予定となったことで、票の分散が予想され、接戦必至の情勢です。青山氏にとっては、新党騒動に巻き込まれず地域に根ざした活動を続けてきた実績を、有権者にどこまでアピールできるかが勝敗の鍵を握ります。
投開票日は2026年2月8日です。茨城6区の有権者約45万人の選択が、日本の政治の行方を左右する一票となります。
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