2025-10-08 コメント投稿する ▼
本庄知史氏「麻生家にお嫁入した高市さん」発言に非難殺到 女性蔑視の比喩で立憲の理念が崩壊
立憲・本庄知史政調会長、女性蔑視的比喩に「下品すぎる」と失望の声が広がっています。 本庄氏の発言は、高市総裁を「麻生家にお嫁入した」と表現し、女性政治家を“誰かに従う存在”として描いた形になります。 党関係者からは「本庄氏の発言は不用意だった」「ジェンダー平等を掲げる党として説明が必要だ」との声が出ています。
「麻生家にお嫁入した高市さん」発言に批判殺到
立憲・本庄知史政調会長、女性蔑視的比喩に「下品すぎる」と失望の声が広がっています。
立憲・本庄氏が高市総裁人事を揶揄
立憲民主党の本庄知史政調会長は8日の記者会見で、自民党の高市早苗総裁が行った党役員人事を批判しました。その際の発言内容が波紋を呼んでいます。
「両脇には麻生副総裁と鈴木幹事長、つまり“親戚関係”の2人が並んでいる」
「まさに“絵に描いたような傀儡人事”だ」
「率直に言って、本当にひどい人事だと思う」
「人事すら自由に組めないリーダーに、まともな政策運営はできない」
この発言に対し、与野党問わず批判が相次いでいます。SNS上では「時代錯誤だ」「女性蔑視の発言ではないか」「政治批評として品位を欠く」といった声が広がりました。
女性を「嫁」にたとえる発想に疑問
本庄氏の発言は、高市総裁を「麻生家にお嫁入した」と表現し、女性政治家を“誰かに従う存在”として描いた形になります。このような比喩は、女性蔑視的であり、現代社会の感覚から大きく外れています。
立憲民主党はこれまで「ジェンダー平等」「女性の権利保護」を強く訴えてきました。その政調会長がこうした発言を行ったことに、党内外からも「立憲の看板を汚した」「理念に反している」との批判が噴出しています。
批判すべきは政策であり、人格ではない
政治家として人事を批判すること自体は構いません。しかし、相手の性別を揶揄したり、家庭的比喩を用いて貶めることは、明らかに一線を越えています。本庄氏の発言は政策論ではなく、個人攻撃です。
「お嫁入り」「傀儡」などという言葉を選ぶこと自体が、政治家としての資質を問われます。批評の自由をはき違え、品格を欠いた発言で注目を集める行為は、国民からの信頼を損なうだけです。
立憲の「女性推進」姿勢にも影響
立憲民主党は、女性議員の増加や性差別の根絶を掲げています。その党の幹部が女性を侮辱するような発言を行ったことで、党全体の姿勢にも疑問が生じています。
党関係者からは「本庄氏の発言は不用意だった」「ジェンダー平等を掲げる党として説明が必要だ」との声が出ています。一方で、党執行部は現時点で本人への処分や注意を明言していません。
高市氏への攻撃が裏目に
本庄氏は高市総裁の人事を「麻生家支配の傀儡」と印象づけたかったのでしょう。しかし結果的には、女性政治家を見下すような発言と受け取られ、自らの評判を大きく傷つけました。
SNSでは、「本庄氏の発言こそ時代遅れ」「女性差別をなくすと言っていた立憲がこれでは説得力がない」といった批判が相次いでいます。
政治家の言葉には責任がある
本庄氏は会見で「人事ができないリーダーは政策もできない」と語りました。しかし、女性蔑視発言を公の場で行う政治家に、果たして政策を語る資格があるのでしょうか。
批判すべきは政策や制度の中身であって、個人の性別や立場ではありません。言葉の力を軽んじた政治家は、最終的に自らの信頼を失います。
政治家には、国民の代表として恥ずかしくない言葉選びと節度が求められます。立憲民主党は今回の問題を「失言」で済ませず、党として説明責任を果たすべきです。