2025-06-04 コメント投稿する ▼
維新、ガソリン税「暫定税率」廃止で与党と対立 3党協議を打ち切り 岩谷幹事長が決断表明
維新、ガソリン税暫定税率廃止をめぐる3党協議を打ち切りへ
日本維新の会は、ガソリン税の暫定税率廃止をめぐる自民党・公明党との3党協議を打ち切る方針を決定した。維新は、7月からの暫定税率廃止を目指していたが、与党側の協力が得られないとして、協議継続の意義がないと判断した。
維新は、ガソリン税の暫定税率を7月から廃止するための法案を自民・公明両党と共同で提出することを呼びかけたが、与党側は財源の確保が進んでいないなどの理由で応じなかった。これを受けて、維新は3党協議を打ち切る方針を決定した。
岩谷幹事長は記者会見で、「与党にやる気がないという結論に至り、今後はほかの野党との連携を模索していく。一方で、われわれも責任ある野党として結果を得るために、いつでも話し合いに応じる覚悟なので、与党との協議の窓口まで閉ざすつもりはない」と述べた。
与党の対応と維新の反発
自民党の後藤茂之元経済再生相は、「恒久的な税制を廃止することを前提に、一時的な財源で廃止を決めることは暫定措置の範囲を超えている」と述べ、暫定税率の廃止には恒久的な財源の確保が必要だとの認識を示した。
これに対し、維新の青柳仁士政調会長は、「今年の7月からガソリンの暫定税率を廃止するという我々の提案は拒否された」と述べ、自民党側が暫定税率廃止の時期について明言しなかったことを指摘し、「私の個人的な感覚としては、やる気がないとしか受け取れない」と反発した。
維新は、今後、立憲民主党や国民民主党など他の野党との連携を模索し、ガソリン税の暫定税率廃止に向けた取り組みを進める方針だ。また、与党側から建設的な提案があれば、協議を再開する意向も示している。
ネットユーザーの反応
「ガソリン代高すぎるから、暫定税率廃止してほしい」
「与党は財源確保を理由にしてるけど、本当に国民のことを考えてるの?」
「維新の提案は現実的じゃない。財源の問題を無視してる」
「他の野党と連携して、ガソリン税の見直しを進めてほしい」
「政治家はもっと国民の生活を考えて行動してほしい」
ガソリン税の暫定税率廃止をめぐる議論は、今後も国民の関心を集める重要なテーマとなりそうだ。