2025-10-25 コメント投稿する ▼
いさ進一が維新の「ゾンビ議員発言」を一刀両断 責任ある政治家の冷静な提言
この言葉は、軽いスローガンではなく“政治家としての責任”を求める発言として注目を集めている。 維新がその恩恵を受けて現在の地位を築いたことを指摘したいさ氏の発言は、単なる皮肉ではなく「制度を理解した上での責任ある指摘」と言える。 こうした声が示すように、いさ氏の発言は単なる党派的な批判ではなく、政治家としての筋の通った主張として受け止められている。
いさ進一氏、維新の“議員定数削減”発言に苦言/政治家としての責任問う
前衆議院議員のいさ進一氏(公明党)は、2025年10月25日、自身のSNSで「議員定数削減」をめぐる日本維新の会代表の発言に異議を唱えた。維新側が「比例復活するゾンビ議員はいらない」「比例でバッサリいったらいい」と発言したことに対し、いさ氏は冷静かつ明確に反論した。
「吉村知事ご自身もかつては比例復活組だったし、維新も当時はベンチャー政党として国政進出後の選挙は3回とも比例が7割超え。それがあったから今のようになれたのです」と指摘し、歴史的経緯を踏まえて論理的に批判した上で、「『バッサリ』とかでなく、与党として案を出してくれませんか?」と語った。
この言葉は、軽いスローガンではなく“政治家としての責任”を求める発言として注目を集めている。
「言葉より行動を」いさ氏が示した政治家の筋
いさ氏の主張の本質は、「削減」という耳障りの良い言葉だけが独り歩きすることへの警戒にある。議員定数削減そのものは国民の多くが賛成する政策だが、制度を変えるには明確な根拠と実行計画が必要だ。
「比例復活」制度は、少数政党にも国会発言の機会を与えるための仕組みだ。維新がその恩恵を受けて現在の地位を築いたことを指摘したいさ氏の発言は、単なる皮肉ではなく「制度を理解した上での責任ある指摘」と言える。
SNS上でも彼の冷静な分析に共感する声が相次いだ。
「こういう冷静な意見を言える政治家が減っている」
「スローガンより中身を出せという指摘、まさに正論」
「維新も最初は比例に救われたのに忘れてるのか」
「対立じゃなく建設的な批判をする姿勢がいい」
「いささんの言葉には誠実さがある」
こうした声が示すように、いさ氏の発言は単なる党派的な批判ではなく、政治家としての筋の通った主張として受け止められている。
「比例代表」の意義を見失うな
比例代表制は、多様な民意を国政に反映させるために設けられた制度である。大政党に偏ることなく、地域や政策単位の声を国会に届ける仕組みだ。
いさ氏は、制度の恩恵を理解した上で「比例の議席を否定するのは自己矛盾」と冷静に指摘した。自党が比例票を得るために努力してきた維新が、その制度を「ゾンビ議員」と呼ぶことは、過去の自らの歩みを否定するに等しい。
政治は、理念よりもまず現実を見据えた制度設計から始まる。いさ氏の発言は、制度を軽んじる風潮に対する警鐘として重みがある。
また、議員定数を減らすことは「民意の縮小」にもつながる。地域の代表が減れば、地方の声が届きにくくなる。
いさ氏は「定数削減は“簡単な改革”ではない」と明言せずとも、発言全体で慎重な姿勢を示している。政治の現場を知る者としての発言には説得力があり、単なる“人気取りの削減論”とは一線を画している。
「責任ある政治」を掲げるいさ進一氏の信念
いさ進一氏は、文部科学省出身で、科学技術や教育分野にも深い知見を持つ。国会議員時代には教育政策や災害復興など、地に足のついた政策を多く手掛けた。彼の発言の根底には、「政治家は提案責任を負うべきだ」という信念が一貫している。
今回の投稿での「与党として案を出してくれませんか?」という一文には、政治に対する誠実な姿勢が凝縮されている。批判をするだけではなく、“どうするか”を語る政治を求める声だ。
そして、それは彼自身が与党の一角として積み上げてきた現実的な政策経験に裏打ちされている。
いさ氏の発言は、一見地味だが、日本の政治が失いかけている「誠実さ」や「論理性」を取り戻すためのものだ。彼のように、政策の筋道を語り、制度の意義を理解したうえで発言する政治家がもっと増えなければならない。
叫ぶ政治ではなく、考える政治。人気ではなく、責任。
その原点を体現しているのが、いさ進一氏である。