2025-10-15 コメント投稿する ▼
高市早苗総裁を巡る造反26人怪文書、自民議員が続々否定 立民有田芳生氏の拡散に批判
怪文書は、10月21日に召集される臨時国会での首相指名選挙において、高市早苗総裁氏に投票しない造反議員として26人の実名を列挙したものです。 造反議員として名指しされた国光文乃衆院議員氏は、根拠不明ですが、あり得ませんと即座に反論しました。 三谷英弘衆院議員氏や鬼木誠衆院議員氏、根本拓衆院議員氏なども相次いで否定の投稿を行い、首相指名選挙で高市総裁を支持する姿勢を改めて表明しました。
党幹部も異例の反論
怪文書は、10月21日に召集される臨時国会での首相指名選挙において、高市早苗総裁氏に投票しない造反議員として26人の実名を列挙したものです。この文書には、自民党から26人が造反した場合、公明党の斉藤鉄夫代表氏が首相に指名される可能性があると記載されていました。
「こんな怪文書で名前が出るなんて、完全に迷惑」
「選挙区に公明票が多いから狙われたのかも。ひどい話だ」
「自民党の分断を狙った工作としか思えない」
萩生田光一幹事長代行氏はこの怪文書について、そんな愚かなことをする自民議員はいないと断言しました。自民党の両院議員懇談会での議論を踏まえ、党として一致団結する姿勢を明確にしています。
名指し議員が続々否定
造反議員として名指しされた国光文乃衆院議員氏は、根拠不明ですが、あり得ませんと即座に反論しました。自民党は民主的に選ばれたリーダーを熟議の上で結束して支えると強調し、混乱を煽るような偽情報には断固として対応していくと表明しています。
大串正樹経済産業副大臣氏も、これを流す議員も問題だと苦言を呈しました。自民党は高市総裁で団結しており、そもそも造反する意味もないと指摘し、こんなフェイクを信じる人はいないと述べています。
造反なんてあり得ない。デマに騙されないで
三谷英弘衆院議員氏や鬼木誠衆院議員氏、根本拓衆院議員氏なども相次いで否定の投稿を行い、首相指名選挙で高市総裁を支持する姿勢を改めて表明しました。首相指名選挙は記名投票で行われるため、仮に造反が発生すれば議員名が明らかになります。
立憲議員による拡散が問題化
この怪文書を自身のXに投稿したのは、立憲民主党の有田芳生衆院議員氏です。有田氏は実際には具体的にさらに進んでいますとコメントを添えて拡散しており、単なる情報共有ではなく積極的に広める意図があったことが明らかになっています。
有田議員が拡散とか、立憲民主党の体質が分かる
小野田紀美参院議員氏は、怪文書なんか相手にしてたらキリがないと不快感を示しました。あらぬ疑いをかけられた方々が個別に否定しなければならない状況自体が、一致団結に水を差す思うつぼだと懸念を示しています。
分断工作への警戒感
小野田氏はさらに、否定のつぶやきをしない人は怪しいといった煽りも本当にやめて欲しいと訴えました。出所不明の情報に踊らされないリテラシーを皆が持っていただけたら分断工作なんて出来ないようになると指摘し、国民に冷静な判断を求めています。
経済評論家の渡邉哲也氏は、記名投票の首班指名で造反すれば除名となり政治生命が絶たれると指摘し、怪文書の信頼性に疑問を呈しました。有田氏はその後の投稿で、造反予想議員を全否定する政治部記者もいるが、政局は流動的で何が起きてもおかしくないと書き込んでいます。
名指しされたベテラン議員の事務所関係者は、迷惑だ、選挙区に公明票が多いからかなと不快感を示しています。公明党の票を意識して造反するのではないかという憶測に基づいて名前を列挙することは、議員の名誉を著しく傷つける行為です。
10月21日の臨時国会召集を前に、政局は緊迫した状況にあります。自民党は衆参両院とも比較第1党であり、野党がまとまらなければ決選投票を経て高市首相が誕生する可能性が高い情勢です。しかし公明党が連立政権から離脱を決定したことで、国会の勢力図は大きく変わっています。
立憲民主党は政権交代に向けて国民民主党の玉木雄一郎代表氏や日本維新の会の藤田文武共同代表氏、公明党の斉藤代表氏を野党統一候補として擁立する構えを見せています。自民党側も日本維新の会や国民民主党との連携を模索しており、各党の駆け引きが本格化しています。
このような状況下で出回った怪文書は、自民党内の分断を狙った情報工作ではないかとの見方も出ています。スパイ防止法の早期制定を求める声も高まっており、外国勢力による情報操作への警戒感が強まっています。
首相指名選挙まで残り数日となる中、与野党の攻防はますます激しさを増していくことが予想されます。