2025-09-27 コメント投稿する ▼
新垣よしとよ県議が警鐘 「強者だから差別ではない」という論理の危うさ
新垣氏は、差別の問題を単純に強者と弱者の関係に還元するのではなく、現場で実際に起きている不当な扱いに目を向けるべきだと訴えました。 新垣氏は「強者だから差別ではない」という考え方は危ういとしています。 職業や立場を理由に不利益を受ける場合、それが強者であっても差別の構造として捉えるべきだという立場です。
新垣よしとよ県議が差別の本質を指摘
沖縄県議会議員の新垣よしとよ=自由民主党(自民党)は、自身のSNSで「力の大小で差別の有無を語ること自体が、差別の構造を見誤っている」と投稿しました。新垣氏は、差別の問題を単純に強者と弱者の関係に還元するのではなく、現場で実際に起きている不当な扱いに目を向けるべきだと訴えました。
「強者だから差別ではない」という論理への批判
新垣氏は「強者だから差別ではない」という考え方は危ういとしています。職業や立場を理由に不利益を受ける場合、それが強者であっても差別の構造として捉えるべきだという立場です。このような発想は、不当な扱いを矮小化し、現実に存在する問題を見えなくしてしまうと述べました。
自衛隊員をめぐる議論
投稿の中で新垣氏は、自衛隊に所属する隊員も一人の市民であり生活者であると指摘しました。職業を理由に排除や人格否定が行われ、それを「強者への不利益だから差別ではない」と切り捨てれば、問題を放置することにつながると強調しました。現場で起きている不当な扱いを正しく把握しなければ、公平な議論は成立しないという主張です。
差別の定義よりも実態を重視
新垣氏は「これは言葉の操作であり、問題の本質を矮小化するものだ」と述べました。差別の定義にこだわるよりも、実際に人々が受けている不利益な扱いを直視することが重要だという考えです。職業や立場を問わず、市民としての尊厳を守る姿勢が必要だとしています。