2026-03-10 コメント投稿する ▼
松本洋平文科相、郡山市いじめ問題で被害者寄り添い要請
福島県郡山市立中学校で卒業文集にいじめ被害について記した3年生の女子生徒が校長から書き直しを求められた問題について、松本洋平文部科学大臣は2026年3月10日の閣議後記者会見で「いじめの対応では被害者に寄り添った対応を行うことが基本だ」と述べました。しかし学校や市教育委員会はいじめ防止対策推進法による重大事態とみなしておらず、調査すら行っていないという深刻な問題が明らかになっています。
校長が書き直しを要求
関係者によると、女子生徒は2年生の時にノートに暴言を書かれるなどのいじめを受けるようになり、2025年10月から不登校になりました。同年12月に卒業文集の作文にいじめの被害について記したところ、校長から「一つぐらいは楽しかったことがあるはずだ」と書き直しを求められました。
女子生徒は「皆さんのせいで、私の時間と心は確実に傷つきました」と心情をつづっていましたが、学校側は「大人になって読み返してから後悔しないよう」という教育的配慮だったと説明しています。生徒は泣きながら「うそは書いていない。これが、私の頑張ってきたことです」と拒否し、保護者が抗議したことで作文はほぼそのまま掲載されることになりました。
重大事態と認定せず調査もなし
この問題で最も深刻なのは、女子生徒側がいじめ被害を訴えているにもかかわらず、学校や郡山市教育委員会がいじめ防止対策推進法による重大事態とみなしていないことです。重大事態の認定基準には、連続欠席や保護者からの申立てがある場合が含まれており、2025年10月から不登校が続いている本件は明らかに該当します。
文部科学省のガイドラインでは、年間30日を目安としているものの、一定期間連続して欠席している場合はその目安にかかわらず迅速に調査へ進む必要があるとしています。また児童生徒や保護者から重大な被害の申立てがあったとき、学校が重大事態ではないと考えていても報告や調査を行うことが義務付けられています。
「いじめをなかったことにしたいだけでしょ」
「校長が隠蔽してるのが明らかすぎる」
「被害者に寄り添うとか言いながら調査もしないって矛盾してる」
「文科省は口だけじゃなくて強制的に調査させろよ」
「こんな学校に子供預けたくない」
文科省の対応は不十分
松本文科相は市教育委員会に対して「法やガイドライン等に沿った丁寧な対応を要請している」と述べましたが、要請だけで終わらせるのは無責任です。いじめ防止対策推進法に違反している可能性が高い以上、文部科学省は直接介入し、強制的に調査を実施させるべきです。
校長の「一つぐらいは楽しかったことがあるはずだ」という発言は、いじめ被害者の心情を全く理解していないことを示しています。これは教育的配慮ではなく、学校の評判を守るためにいじめの事実を隠蔽しようとする姿勢そのものです。
生徒側は「いじめをなかったことにしたかったのではないか」と憤っていますが、その通りでしょう。調査もせずに重大事態と認定しないという判断は、法令違反であると同時に被害者への二次加害に他なりません。
文部科学省は「被害者に寄り添った対応」を求めるだけではなく、法律を守らない学校や教育委員会に対して厳格な処分を下す仕組みを整備すべきです。現状のような要請ベースの対応では、いじめ隠蔽体質は永遠に改善されません。