2026-01-11 コメント投稿する ▼
れいわ櫛渕万里氏が高市首相の解散検討を批判「統一教会スキャンダル追及逃れ」
れいわ新選組の櫛渕万里共同代表は2026年1月11日、NHKの日曜討論に生出演し、高市早苗首相が通常国会冒頭での衆院解散を検討しているとの報道について「まったく勝手すぎると思う」と強く批判しました。 さらに旧統一教会をめぐるスキャンダルから逃れるための「追及逃れ解散」ではないかと疑念を示し、国民に怒りを呼びかけました。
2026年1月10日付けの読売新聞が、高市首相が通常国会冒頭での衆院解散を検討していると報じたことから、永田町は一気に緊張感が高まっています。解散の日程は最短で1月27日公示、2月8日投開票、もしくは2月3日公示、15日投開票が想定されています。
物価高対策より解散優先への批判
櫛渕氏は番組内で「2日前の夜に、高市総理が解散するぞと、なぜ思ったのでしょうか」と疑問を投げかけ、「国民生活がどれだけ苦しいのか、全然目が行っていないと思います」と物価高に苦しむ国民の実情を無視した解散検討を批判しました。
2026年度予算案には物価高対策が盛り込まれており、その審議を前にした解散検討に対して憤りをにじませました。高市首相自身も1月5日の年頭記者会見で「国民に高市内閣の物価高対策、経済対策の効果を実感いただくことが大切」と述べていましたが、わずか数日後に解散検討の報道が流れたことになります。
国民からは以下のような厳しい声が上がっています。
「まだ政権発足して3か月しか経っていないのに、もう解散とは国民をバカにしすぎ」
「物価高対策の効果も出ていないのに選挙とか、完全に国民生活より政権維持が優先」
「予算審議を避けて解散とか、野党の追及から逃げているだけではないか」
「高い支持率のうちに勝負したいだけでしょ。国民のことなんて何も考えていない」
「統一教会問題から目をそらすための解散としか思えない。卑怯すぎる」
週刊文春が報じた旧統一教会スキャンダル
櫛渕氏が特に問題視したのが、週刊文春が報じた旧統一教会をめぐる一連のスキャンダルです。2026年1月7日に発売された週刊文春は、旧統一教会の極秘文書「TM特別報告」を独占入手したと報じました。
この文書には衝撃的な内容が記載されています。2021年の衆院選で自民党議員290人を教団が応援したという記述に加え、高市早苗首相の名前が32回も登場しているのです。文書には「高市早苗氏が総裁になることが天の最大の願い」「安倍元首相が強く推薦している」といった記述があったとされています。
さらに、自民党の長島昭久前首相補佐官が統一教会の合同結婚式を挙げていたことも明らかになりました。長島氏は1月7日に自身のXで事実関係を認め、「40年近く前の学生時代のこと」としながらも、統一教会のマッチングを受けて結婚したことを公表しました。
櫛渕氏は番組内でこれらの報道に言及し、「旧統一教会の文書に、高市早苗という名前が32回出てきたと。また、自民党の国会議員がかつて旧統一教会の会員だったということも暴かれている」と指摘しました。その上で「むしろ、こうしたことを追及される前に、どさくさ紛れに解散すると言うことであればとんでもないことだと思います」と述べ、スキャンダル隠しの解散ではないかとの疑念を示しました。
「きたないやり方に怒ってください」と訴え
櫛渕氏は番組の最後に、カメラに向かって「国民のみなさん、こういう自民党のきたないやり方に怒ってください」と直接呼びかける場面もありました。この発言は、政治とカネの問題で国民の信頼を失った自民党が、説明責任を果たさずに選挙で信を問おうとする姿勢への強い不満を表したものです。
一方、高市首相は1月5日の記者会見で「目の前の課題に懸命に取り組んでいるところだ」と早期解散に慎重な姿勢を示していました。しかし、自民党内には高い内閣支持率が続くうちに早期解散に踏み切るべきだとの意見が根強くあります。
報道各社の世論調査では、2025年10月の高市内閣発足以降、6割から7割の内閣支持率を維持しています。政権内には、この高支持率を背景に早期解散で政権基盤を強固にすべきだとの声があります。また、衆院では日本維新の会との連立でぎりぎり過半数を確保していますが、参院では過半数に6議席届かず「ねじれ国会」が続いています。
自民党関係者からは「予算案成立後はいつあってもおかしくない」との声も漏れており、永田町は2月選挙を前提に走り始めています。
しかし、旧統一教会問題や政治とカネの問題について十分な説明がなされないまま解散に踏み切れば、国民の反発は避けられないでしょう。櫛渕氏が指摘するように、スキャンダル追及から逃れるための「どさくさ紛れ解散」との批判を招く可能性が高いと言えます。